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2016年12月07日 外部ブログ記事
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 人生100年時代に企業はどのような「変革の課題」を持つか

 「ライフシフト」100年時代の人生戦略 リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット共著については既にこのブログでも紹介しました。「教育、就職、退職」のこれまでの比較的単純な人生スタイルが、超高齢化社会が進む中、どのような複層的なライフスタイルとなるかについては紙面の都合上触れません。今回は12/20日に各社の人事部長、研修部長さんが集まる席で、パネルディスカッションに呼ばれていることもあり、これからの「企業の課題」について考えてみました。

 結論から申し上げれば、これからの「企業の課題」は理解するものの、これまでの対応が企業内論理として簡便で、対応しやすいことから緩慢な変化しか起こらないこと、但し、ある程度の時間軸で変化を先取りし、対応すれば労働市場で有能な人材を確保出来有利な立場を築けること、また、、日本ではこの種の変革へのモメンタムはより緩慢なものとなることが予想されます。

 長寿社会の到来でライフスタイルが変化してくると、働き手の欲求や願望の変化だけでなく、企業の制度や、手続き、文化や価値観まで影響を受けます。企業に期待される変革とはどのようなことでしょうか。

その①企業が提供する有形の資産(例えば給与やフリンジ・ベネフィット)、と無形の資産(個人のライフスタイルを支援するために、例えば、仕事を通じ生産性や活力をはぐくめるか、職場外で無形の資産を築く後押しをしているか等)のバランスに配慮する

その②社員が長い人生の中で人生のステージを移行するための「変身資産」を支援する用意があるか。即ち、キャリのどこかで移行をするが、変身に必要なスキルを訓練し、活力と多様性のある人的ネットワークを築く手助けをする用意があるかなど

その③はキャリアに関する制度や手続きを見直し、3ステージの人生からマルチステージの人生を前提に、老いや引退に関する考え方を変えること

その④は個人との雇用契約の中で、働き手に対する要求事項を明確にし、仕事と家庭の関係の変化を理解すること

その⑤は人材の採用、昇給、昇格などで年齢を基準にしないこと

企業は今後ますますテクノロジーの進歩によって、企業自体の寿命が短命になるが、同時に有能な人材に対する労働市場の変化と競争に勝ち抜かなけれ存続が危うくなることを意識せざるを得ません。働き手も長い人生を豊かに生き抜くためには、これまでの資金計画では不十分です。マルチステージを生きるための自己再投資(り・クリエーション)とそのための時間管理がより重要になります。

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