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【庭の四季】&「コーヒータイム」

父親と二宮金次郎像 

2016年12月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

部屋のテレビの横に置いてある16cmの真鍮製の像

      「二宮金次郎像」

子供の頃小学校の校庭に必ずと言っていい程有った像
朝礼台の横に有って毎朝の様に眺めていたものだった

今では「ながら歩きの危険云々」から撤去されたり
腰掛座像等に変えられたりしているらしい

我が家に有るこの像は父親が勉学に励んでいた頃に入手
机上に置いて頑張っていたと母親が言っていた。。。

裕福とは言えない<大工>の二男坊だった父
学業の成績は抜群で頭が大変良かったが進学をあきらめて
大工見習いをしていたが 一念発起上京して勉学に励んだ
目指すは教師。。。僧侶にも憧れたらしい(母談)

戦争が激化し仕方なく海軍に入ったものの
苦手だった船上生活から何としても脱するために
<海軍経理学校>を目指し狭き門を一発合格・・・
念願だった内地勤務になれたと言う(結果・戦地経験無し)
戦後は<舞鶴鎮守府>で引き上げ船の業務に従事したと言うが
この業務内容は極秘事項だったとかで墓の中まで持って行った

一切・若かりし頃や戦争の話を直接しなかった父だった

30歳から父の机上でこの様子をず〜っと見ていた像
「二宮金次郎の様に寸暇を惜しんで勉学に励もう!」
多分そう思いながら父はこの像を見ていたのではないだろうか
こんな事を書いていたら物静かだった父が生前見せた
あの はにかんだ様な笑顔 が浮かんできた。。。



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海軍主計大尉小泉信吉

さん

上記の本を、昔読んだ記憶があります。
若かったので未熟で、あまり理解できませんでした。

お父様がもう少しでなるところだったのですね。

2016/12/05 17:33:17

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