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独りディナー
青春の響き
2016年12月01日
テーマ:コンサート
今日、オーケストラのコンサートで、ブラームスの第四シンフォニーを聴いた。
何十年ぶりだろう・・。
若い頃、多分大学時代、ブラームスのシンフォニーをよく聴いていた時があった。
中でも私は、この四番が好きだった。
ブラームスというと、重厚で難しい、という印象があるのだけれど、一度はまると、そこからは青春の息吹きが聞こえてくるのだ。
大学の同好会である、学生オケでも、ブラームスのシンフォニーがよく演奏されるのは、きっとその故だろうと思う。
音楽アニメの「のだめカンタービレ」でも、主人公が憧れる指揮科の学生、千秋君が演奏する重要な場面で、ブラームスのシンフォニー・一番が登場する。
通称「ブラ1(イチ)」である。
これは、オケの人達がよく使う、省略言葉の一つである。
ベートーヴェンの有名な第九交響曲は「ベト9(キュウ)」と言ったりするし、やはり「のだめカンタービレ」に登場したベートーヴェンの第七交響曲は、「ベト7(シチ)」である。
今日のブラームスは、さだめし「ブラ4(ヨン)」だろうか・・。
そんなことも含めて、ブラームスの響きには、青春の香りが、ぷんぷんするのだ。
今日の指揮者は、昨日二人女子会で会った友人の、旦那様。
実に素晴らしい、ブラームスの重厚さと若々しさを、満席の聴衆に堪能させてくれたのだった。
演奏会のプログラムには、天才的なジャズピアニスト、小曽根真さんのモーツァルトのピアノ協奏曲もあった。
ジャズだけでは無くて、最近はクラシックの分野でも素晴らしい演奏を聴かせてくれる小曽根さんである。
前回はガーシュインの「ピアノ協奏曲in f」を聴いて、すっかりファンになったのだが・・。
今日も立派な演奏だったが、モーツァルトは小曽根さん以外にも素晴らしい演奏は沢山有るので、それよりはアンコールの方が、心に残った。
繊細で、消える寸前の様な弱音が、広い会場の隅々まで伝わっていく、その微妙な音色。
私に聞こえてきたブラームスの音色は、若い日に訪れたドイツを思い出させてくれて、我が青春にひたったのだった。
何故か、ドイツでは音楽が聞こえなくても、その場には音楽が漂っている様な錯覚を覚える。
それは、遠い異国から勉強にやってきた、若い単純な心が抱く、ヨーロッパに対する羨望の気持ちなのかも知れないけれど・・。
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