人間観察そして恋そして小説も

212話 核兵器 

2016年11月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


あらすじ    登場人物紹介  目次   大園美里は自分達をエポック星人と言い放った。しかもあっさりと。   「私達とは、誰を指しての私達なんですか?」   歌麿が尋ねてきた。   「私と」   美里は自分を指さすと   「彼女と、この機内にいる私の部下達です」   ゆいを指した。   「じゃあゆいさんもエポック星人なんだ」 「すみません」 ゆいはちいさく会釈した。   「では本題を聞こうじゃありませんか」   歌麿は話の続きを美里に求めた。美里がエポック星人である事にはさほど興味がないようだ。   「前置きは省きます、結論だけ申し上げます」 「結構ですよ」   頷く歌麿に   「もうすぐ地球上の生物は滅亡します」 「はい?」   さすがにこの言葉には歌麿も驚いたようだ。想定外の言葉だったようだ。   「滅亡・・・ですか」 「あと数日、いえ数時間かも知れませんが、 地球上の核兵器が自然爆発します」 「核兵器が」   杏と斎藤も首をひねっている。   「さすがにこの結論だけではわかりません。出 来たらもうすこし分かり易く説明していただ けると助かるのですが」   歌麿の言葉に美里は深くうなずいた。   続話→   にほんブログ村 心理学 ブログランキングへ      

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