人間観察そして恋そして小説も

211話 エポック星人 

2016年11月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

あらすじ    登場人物紹介  目次   全員の視線が大園美里に釘付けになった。 彼女は宇宙人だと歌麿が言い放ったからだ。 歌麿、杏、斎藤、そしてゆい以外誰も言葉を 発していない。   いきなり招待され、この輸送機に連れて来ら れ、招待したのが宇宙人だと聞けば、混乱す るのは当然だ。   大黒警部の娘華は、飛行機に入ってから父の 腕を掴んだままだ。   釈母娘は座席の隅でジット歌麿の達の話を聞 いている。一言も発していない。 状況が呑み込めていないのだ。   三田村邦彦と優夫婦は二人共腕組みをし目を 閉じたままだ。 時折優が三田村邦彦の手に触れるが、その都 度邦彦が強く握り返す程度だ。   「では」   小さく咳をすると、大園美里がまた、話し始めた。   「太陽系から離れたある惑星群にエポック星とい  う星があります」   瞬間小さなどよめきが起こった。   「私達はその星から来ました」   美里の表情は穏やかなままだ。 決して冗談を言ってる風には見えない。 歌麿が今まで説明してきた事を丸ごと肯定した話 の始まりだ。   「つまり、あなたはエポック星人ってこと?」   信じられない風で、杏が問い返してきた。   「あなた方を地球人と称すなら、私達はエポック  星人です」   美里ははっきり肯定した。   続話→  にほんブログ村 心理学 ブログランキングへ      

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ