人間観察そして恋そして小説も

209話 ぐるだったのね 

2016年11月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

あらすじ    登場人物紹介  目次   「つまり地球上では使えない通信機器を使った 大園美里、その美里が執拗に追う湯川博士、 この両名は地球人じゃないと、仲村トオルは 考えているわけなの」 「いいえ、仲村さんだけじゃありませんよ。私 もそう思っていますから」   歌麿は杏に自分を指さして見せた。   「あんたも?」   呆れ顔の杏に   「我々は宇宙人に誘拐されたんだと思いますよ」   笑いながら言う歌麿の言葉はどこまでが本音かわからない。   「私も忘れていませんか」   ゆいの笑顔に   「そうそう、ゆいさんも宇宙人だったですよね」   歌麿の笑顔はまったく屈託がない。   「あんた宇宙人なの」   杏がまたゆいに詰め寄った。   「どう思われます」   ゆいは否定も肯定もしない。その時だった。突然ドアが開くと、大園美里が入って来た。後ろには仲村トオルが当然のように立っていた。   「お話が弾んでいるようで」   優雅に近寄ると   「京極さんの説明で皆さんがここにおられるこ と、多少はわかっていただけたと思うのです が」   一同を見渡し微笑んだ。   「あんた私達の話聞いていたの」   ギロリ美里を睨む杏に   「勿論ですよ。あなた方は私にとって大切なゲス トですから」   悪びれず杏を見返すとゆいに視線を移した。それが合図だったかのように、ゆいはゆっくり立ち上がると美里の横に移動した。   「やっぱあんた、その女とグルだったのね」   杏は唇を噛み締めた。   続話→   にほんブログ村 心理学 ブログランキングへ      

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