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続・深夜食堂 

2016年11月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は〜!!

今日の映画紹介は上映中の「続・深夜食堂」。
会員の皆さんも見られた人も多いようですが、
まだ、見られていない人のために少し詳しく。

原作は私の愛読書のビッグコミックオリジナルに
連載中の安倍夜郎の人気コミック「深夜食堂」。

路地裏にたたずむ深夜営業の
小さな食堂”めしや”を舞台に、
マスターの作る味と居心地の良さを求めて、
カウンターだけの狭い店ながら、
夜な夜なにぎわう”めしや”で、
個性豊かな客たちが織り成す悲喜こもごもを描く。

キャッチコピーは、
”ふたたび、心と小腹を満たします”。

冒頭のマスター(小林薫)のナレーションは、
”1日が終わり、人々が家路を急ぐ頃、俺の一日は始まる。
営業時間は夜12時から朝7時くらいまで。
人は『深夜食堂』って言ってるよ。メニューはこれだけ。
後は勝手に説明してくれりゃ、
出来るものなら作るよ…って言うのが、俺の営業方針さ。
客が来るかって? それが結構来るんだよ”。

店に貼ってあるメニューは4つだけ。
「豚汁定食600円」、「ビール(大)600円」、
「酒(2合)500円」「焼酎(一杯)400円」、
 酒類はお1人様3本(3杯)まで。

本作のメニューは三つ。
まず、”焼肉定食”にまつわる話は、
ある夜、常連たち揃いも揃って喪服姿で現れる。
そんな中、また一人、喪服姿で店に入って来たのは
範子(河井青葉)はいつもの”焼肉定食”を注文する。

雑誌社に勤務する彼女は上司にいびられると
喪服を着てストレス発散していたのだ。
だが、実際に葬式をすることになり、
そこで知り合った男・石田(佐藤浩市)に惹かれて…

二つ目のメニューは”焼きうどん”。
近所のそば屋の息子・清太(池松壮亮)は父亡き後、
店を切り盛りする母親・聖子(キムラ緑子)の
手伝いでバイクで配達する日々に嫌気がさし、
ピンポンでストレス解消をしていた。

清太は年上の恋人のさおり(小島聖)との
結婚を子離れしない母親にはなかなか言い出せない。

そんな中、「めしや」で清太が
”焼きうどん”を食べていると、聖子が入って来る。
”マスター、一杯ちょうだい。あら? マァー、
この子ったら、焼うどん食べてるよ”。
”蕎麦屋が、焼うどん食っちゃ悪いのか?”。
”はいはい、蕎麦屋でも焼うどん食べていいですよ”。

さて、二人は頑固な聖子をどの様に説得するのでしょうか?

三つ目のメニューは「豚汁定食」。
九州から上京してきた夕起子 (渡辺美佐子)は
息子に頼まれて、同僚と名乗る男に200万円を渡す。

タクシーで東京駅へ向かうが、怪しんだ運転手が
交番の小暮巡査(オダギリジョー)の元へ連れて来る。
聞き取り調査を終えた小暮は彼女を「めしや」へ。
”何を食べたいの。何でも作るよ”、 
”それじゃ、豚汁定食で”、
”あたたかー”と美味しそうに食べる夕起子だった。

なんだかんだ後で、みちる(多部未華子)の家で
世話になった夕起子 がお礼に金を渡そうとすると
お礼を断り、
”おすそわけです。私がマスターに、
よくしてもらったように、私も誰かが困っていたら
同じことしてあげられたらなって…”と、
言った言葉に感動しましたね。

食べ物を中心にして、「めしや」の常連や
一見の客との交流を通しての出来事を
上手く料理してあります。

出来立ての定食の美味しそうな画面と相まって、
おいしく、楽しめました。
ぜひ、この映画を観て、胃袋を満たして、
映画館を後にして下さい。

監督は松岡錠司。



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