人間観察そして恋そして小説も

206話 現実離れした話 

2016年11月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

あらすじ    登場人物紹介  目次   「じゃあ、歌麿の人となりを試すために今回の 事件は起こったっていうの」   杏はあり得ないという顔だ。   「今一つ歌麿さんのおっしゃってる事の全貌 が読めないんですが」   話にゆいが割り込んできた。   「そうでしょうか」   歌麿はゆいに笑いかけると   「問題は湯川博士が逃げた事に発端があるので しょ」   一瞬ゆいの表情がこわばったように見えたが   「湯川博士はお亡くなりになりましたよ」   普段のままのゆいの表情に戻っている。   「殺されたのは偽物です。本物の湯川博士は逃 亡したはずです」   今度は完全にゆいの表情が強張った。   「どうゆう事なのよ」   杏がゆいの豹変を察し歌麿に詰め寄って来た。話が自分の思惑とは大きくそれ始めていることに苛立ってきたのだ。   「何故偽物だったってわかるのよ」 「何も変わらなかったからです」 「ええ?」   杏には歌麿の言って事がわっぱりわからなかった。いや、杏だけではない。ここにいるすべての者が、首をひねっている。唯一、ゆいだけを残して。   「今から私が考えた仮説を述べます。あまりに 現実離れしていますから、私の頭がおかしく なったとは思わないでくださいね、まだまだ 正気ですから」   続話→   にほんブログ村 心理学 ブログランキングへ     

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