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昭和2年生まれの航海日誌

明治節 

2016年11月03日 外部ブログ記事
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  秋の空すみ菊の香高き
 斉唱し、式典を終えると、祝賀饅頭を頂いた。

  11月3日 明治節は雨が降ったことがない、明治大帝の
 遺徳が偲ばれると、高齢者は敬服したものだった。

  それが、敗戦の前年は雨となった。
  そのと同じくして、戦略爆撃の偵察機が本土上空で視認
 されはじめた。

  つい抜けるような高い空を4条の排気を引きながら爆撃機が
 航行していた。 ありゃ成層圏ではないのかと考えてみた。
  確か、19年の11月だ。
  20年 日本の主要都市は廃墟となり、敗戦終結tなった。

  あれから70年余りの歳月が流れている。
  戦火だけではなく、人間の誤り、罪業でこの青空を失っては
 地球生存の意義、資格はない。

  文化の日、 明治節、いずれも結構。
  いい思いでばかりではなかったが、
 素晴らしい青い美し空を永遠の残そう。 

  

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