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ぼけ防止・昭和を振り返る-? 

2016年11月01日 外部ブログ記事
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昭和23年-3

続いて出来事一覧の【社会・文化】 ※印の検証 から

※3「帝銀事件」のこと・・・初老の坊主刈りの男

1月21日、同行推名町支店で「進駐軍の命令」と言って 行員らに青酸毒物を飲ませて14名を毒殺した男がいる。

その男は初老の坊主刈りの男で、応対した支店長代理にこう言った。
「すでにご承知と思いますが豊島区長崎二丁目の相田という家の共同井戸を使用している所から四名の集団赤痢が発生した・・・・その家の同居人が、今日この銀行に来ている。

このことがすでにGHQに報告されていて、後から消毒班が来ますが、私に先に行ってこの予防薬を皆さんに飲んでおくように命令されました。これはGHQから出た薬で非常によく効きます」云々・・・
こうして18名の行員中14名を毒殺し、現金16万4千円と小切手額面1万7千円一枚が奮れている。

8月に至り犯人とされる平沢貞通を逮捕している。
12月の第一回公判では「取り調べられた検事に催眠術をかけられた」と犯行を否定。

昭和25年のの一審判決で、死刑を言い渡され、翌年の二審でも同じく死刑。
そして最高裁は、昭和30年4月6日、上告却下の判決を下し、死刑が確定している。

横山大観の弟子だった平沢は、死刑確定後も獄中で、支援者等から画材の差し入れをうけて絵を描き続けていたとある。

最終的に法務大臣も死刑執行命令にサインしないまま・・・何故なのだろうか?・・・今も疑問の符あり。
1987年(昭和62年)5月10日、午前8時45分、平沢は肺炎を患い八王子医療刑務所で病死した。95歳没。   


※4「東宝争議」のこと・・・米軍機・戦車など出動 

「空には飛行機・陸には戦車・・来なかったのは軍艦だけ」

砧(きぬた)撮影所の仮処分に武装警官2000人、米軍機3機、戦車7輌、騎兵1中隊が出動している。
スト発生から4ヶ月目の8月19日のことである。

争議は4月8日、270名のクビ切りから発展し、その後もクビ切りは日劇ダンシングチーム、管弦楽団、営業部門など更に240名に及び、4月30日には撮影所のロックアウトを会社が宣言、映画製作は完全にマヒしてしまう。

東宝当局の強硬方針にはストの背景にある映画、演劇人の日映演組織の息の根を止める狙いがあったようだ。
その背後には”容共政策から反共政策”に転換したGHQの方針が見え隠れしている。

 独断と偏見で綴る「昭和23年-3」である。   つづく

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