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ぼけ防止・昭和を振り返る-? 

2016年10月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昭和21年-3

前回の「政治・経済」に続き、今回は巷の様子などを見てみる。

【社会・文化】

   1月 南朝と名乗る「熊沢天皇」が出現 ※(別記)
       NHK「のど自慢」放送始まる(「のど自慢素人音楽会」)
       GHQ、「公娼制度」廃止を指令
   2月 東京の「ヤミ市露天」約6万店に達する
   4月 マッカーサー 米兵に日本女性との醜交を自重せよと要望
       漫画「サザエさん」夕刊フクニチに連載開始
   5月 第17回メーデー(5/1)11年ぶりに復活
       皇居前で「飯米獲得人民大会(食糧メーデー)」※(別記)
       東京六大学野球復活
   6月 東宝・第一回ニューフェス選抜審査会に約4000人が応募(三船敏郎・久我美子など)   
   7月 人口甘味「ズルチン」販売される
   8月 警察官のサーベル廃止・警棒に変わる
       全国中等野球大会復活
   9月 住友財閥令嬢誘拐される
  10月 女生徒の頭髪にDDTの強制散布
  11月 第一回国民体育大会(秋季大会)開催される

※南朝と名乗る「熊沢天皇」が出現

天皇の人間宣言の後 「我こそは正当な天皇なり」と称し世間を騒がす輩が続々とでてきた。
なかでも 名古屋で洋品店を営む熊沢寛道は「自分は南朝の正当な子孫であるからして 現天皇を退位させ 自分が天皇の位につく・・・」

などと各方面を説いてまわったそうだが 昭和26年に「現天皇不適格確認」の訴訟起すも 東京地裁で却下されている。

※飯米獲得人民大会(食糧メーデー)

終戦一年目の主食の配給は 大都市で大人ひとり一日2合1勺(一食茶碗一杯分)とある。
これでは身がもたず 主食代用にジャガイモ・サツマイモ・豆かすなどが配給され 副食の魚などは4日に一度の小魚一匹である。

これでは栄養失調で死ぬしかない。 よって5月16日に「食糧メーデ」が行われている。
この日デモ隊の一人が 「国体はゴジされたぞ・朕はタラフク食ってるぞ・ナンジ人民飢えて死ね」と書いたプラカードを掲げたので不敬罪に問われている。 その可否をめぐり議論が行われたが 不敬罪の廃止後 無罪になっている。

【巷の装い】

○流行語
    「アッそう」 「アプレゲール」 「隠匿物資」 「カストリ」 「ニューフェース」 「ご名答」 
    「オフリミット」 「公債」 など

○歌
    「リンゴの歌」   ♪赤いリンゴに くちびるよせて・・・(並木路子・霧島昇)
    「東京の花売り娘」 ♪青い芽を吹く 柳の辻に・・・・・・(岡 晴夫)
    「別れても」    ♪空になるこがらし 雨戸をうつ吹雪・・・・(二葉あき子)
    「悲しき竹笛」   ♪ひとり都の たそがれに・・・・(近江俊郎・奈良光江)
    「かえり船」    ♪波の背の背に 揺られてゆれて・・・(田端義夫)
    「青春のバラダイス」 ♪晴れやかな 君の笑顔・・・・・・(岡 晴夫)   など

○映 画
    「わが青春に悔いなし」 「はたちの青春」 「あるよるの接吻」 
    「歌麿を巡る五人の女」 「七つの顔」  など

○文 芸: 文芸雑誌・一般雑誌続々創刊
   「腕くらべ」永井荷風 ・ 「愛情はふる星の如く」尾崎秀実  など

○おかし: 芥川製菓、中村屋、モロゾフがチョコレート生産開始(グルチョコ)
   
この年は、宝くじ・三角くじ・スピードくじなどがすさんだ庶民の心をつかんだのか、売上が10億円に達したと言う。

更に六大学野球・全国中等学校野球・プロ野球なども復活するも、選手はフカシ芋を持参しての試合であったそうな・・。

独断と偏見で綴る「昭和21-3」である (つづく)

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