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じいやんの日記

公孫樹 

2016年10月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:うんちく

わが街の街路樹は、公孫樹(イチョウ)です。
樹齢30年以上になります。
実がなるためには、三代先と言われ、植えてから孫の代にならないとできないと言われ、先を見越したスケールの大きな木です。
元々は、中国原産で、「ヤーチャオ」と呼ばれていた木に当て字で「いちょう」と呼ぶようになったそうです。
銀杏と書いてイチョウやぎんなんとも呼びます。
杏子に似た銀色の実から、そのように名付けたともいわれます。
鴨脚樹(いちょう)とも呼ばれますが、これは葉っぱが、カモの足に似てるからです。
そもそも、食べる部分のぎんなんは、果実の中にある種の殻を割った中から取り出したものです。
ここでまずひとつ注意ですが、この外側の果実にはあの強烈な臭いの元となる酪酸とぺプタン酸という物質が含まれており、直接素手で触ってしまうと、肌に炎症を起こし荒れさせてしまう強い力があります。
この酪酸とペプタン酸は人間の足の悪臭と同じ原因物質なので、秋の銀杏並木の臭さがどこか嗅ぎ覚えのある臭いだな、と感じたことがある人は、なるほどと思われるでしょう。
栄養価が高く茶碗蒸しの材料としては最高ですね。
しかし、毒性があるので食べ過ぎに注意が必要です。
実は葉が問題です、たい肥にならないために、燃えるゴミに出せません。
東大で、高熱で処理できる方法が確立されたらしいけど、実用化までは行ってないようです。
同じ落ち葉なのに、分別しないと市の清掃局は引き取ってくれません。
これって差別?
イジメ?
いっちょう(イチョウのダジャレ)文句を言いたくなりました。



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