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映画が一番!

グッドモーニングショー 

2016年10月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

ポーランド映画界のアンジェイ・ワイダ監督が
死去(90歳)のニュース。合掌!

ポーランドの激動の歴史をふまえての
反ナチス、反体制を貫き、
人間の自由や尊厳を問う作品で知られた映画監督。

「灰とダイヤモンド」は有名で内容は忘れても
タイトルだけは覚えています。
自主管理労組「連帯」を取り上げた「鉄の男(1981年)」で
カンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)を受賞。


今日の映画紹介は上映中の「グッドモーニングショー」。

キャッチコピーからして、笑えますね。
”ニッポン騒然!落ち目のキャスター大炎上!!
前代未聞の生放送、オンエア!”。

「踊る大捜査線」シリーズの脚本家・君塚良一が、
監督としてオリジナルコメディ脚本で制作した映画。

澄田真吾(中井貴一)は、朝のワイドショー
「グッドモーニングショー」のメインキャスター。

かつては報道番組のエースだったが、
ある災害現場からのレポートで世間から非難を浴びて降板。
以来、現場からのレポートが怖くて出来なくなり、
同期のプロデューサー石山(時任三郎)の助けで
キャスターとして、今に至る。

そんな中、いつものように深夜3時に起床し、
局に向かうタクシーの中で澄田は、
サブキャスターのぶっとびの女子アナの
小川圭子(長澤まさみ)から電話を受ける。

”二人の交際を今日の生放送で発表する”と言うのだ。

さらに、放送の前には、
のらりくらりが持ち味の石山プロデューサーからは
”視聴率が悪いので番組を打ち切る”と告げられる。

悩みを封じて、ニッコリと微笑んでの番組放送中に、
都内のカフェに猟銃を持ったワケありの男、
西谷(濱田岳)が人質を取って立てこもりの一報。

”キャスターの澄田慎吾を呼べ”と、
生放送中に犯人からお呼びがかかる。

澄田は番組のためにと言うより圭子が
交際していることを放送中にバラしそうになったので
現場に向かい、いやいや中継放送するハメに。

現場に到着すると、警察特殊犯の黒岩(松重豊)から、
犯人と直接交渉してくれと頼まれる…。

朝の情報番組である”ワイドショー”という、
生放送の番組作りに奮闘するスタッフの面々を紹介すると。

やり手のチーフディレクターの秋吉(池内博之)、
ベテラン編集担当の館山(梶原善)、
熱血報道担当の松岡(林遣都)、
メカオタクで中継担当の府川(大東駿介)、
キマジメな新人アナの三木(志田未来)の面々。

スタッフの彼等が画面狭しと、
活き活きと動き回る制作現場の実態を見ると、
視聴率争い、情報番組と報道部門との確執などと
厳しい状況にありながら、
キャスターをトップに置いて、
チームワークで番組を編成していることが
良く分かりました。

落ち目のキャスター澄田が、
”人生サイアクの日!”とグチりながら
悪戦苦闘する様子に笑いながらも、
お主やるなぁ〜と感心しながら観ましたね。



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ビデオ

yinanさん

asi asiさん、今晩は〜!

ワイダの『世代』、『地下水道』、
「灰とダイヤモンド」は「抵抗三部作」と呼ばれています。

そうですか、”地下水道”が共通項としてあったとは
気が付きませんでした。

私もビデオは、まだ持っているのでビデオプレイヤーは
捨てずに2台持っています。
と、言ってもビデオを見る時間はありません。
古い作品はTVで放送される時に見るくらいです。

2016/10/13 18:19:01

ワイダ監督

asi asiさん

「灰とダイアモンド」「地下水道」など彼の作品はビデオ
(CDがなかったか?)に収録されてたのを買って持ってます。「第三の男」にも地下水道が出てきますが、あの時代あれだけの地下水道があったのが印象に残ってます。
彼の作品以外のビデオも沢山あり、思い出した時に見て今ましたがビデオの再生機が不調のため見られません。

2016/10/13 08:48:50

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