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独りディナー
「すてきなあなたに」の思い出
2016年10月08日
テーマ:シニアライフ
雑誌、暮しの手帖で連載されていた「すてきなあなたに」というエッセイが好きだった。
其処に描かれていた、ささやかな場面は、私のライフスタイルにも結構、影響を与えている。
我が家のコーディネイトには、何十年も前に読んだ「このエッセイの影響が、かなりあるかもしれない。
細部にわたっては覚えてはいないけれど、筆者(大橋鎭子さんだとは、後で知った)が訪ねて行った、友人宅のキッチンの描写が強烈だった。
棚の上に置かれた、にんじんや、真っ赤なトマトに、緑のピーマンやほうれん草。
様々な色彩の野菜が、まるで生き生きとした絵のように浮かび上がっているのをみて、彼女は気づく。
其処の家には、人工的な色が全くないことを。
赤や黄色や緑等で彩色された、プラスチックの容器が一切無くて。
背景にあるのは、壁や電気製品の白と、木製の棚の茶色と、竹でできた笊や、金属製のお鍋達の自然色。
うんと若い時に読んだそのエッセイを、いつも私は、家具を揃えるとき頭の中に描いていた様に思う。
我が家の家具は、数も少ないが、色が殆ど無い。
使用している色は木の色だけで、それ以外は黒か白。
白い壁の上には、主人や息子の描いたいくつかの絵に、知人がプレゼントしてくれた自作の絵とか、ギターやバンジョーなどを飾ってあるだけである。
そしてどうやら、自分の中で、部屋やキッチンは舞台装置なのだと思っている節がある様だ、最近気づいたのだけど・・。
其処では、登場人物である私達とかお客様の衣装の色や、生活に必要な野菜とかお花とかの色が、目障りにならないように、いつも何処かで配慮している気がする。
他にも印象に残っているエッセイの一つに、パーティドレスの記事がある。
昭和40年代の記事だったと思うから、パーティという意味が今とは大分違った、その頃。
沢山のきらびやかな、ドレスの女性の中に一人、黒のセーターに黒のズボン、アクセサリーは真珠だけという女性がいた、と言う内容。
様々な華やかな色の中で、その人の黒がいかにシックに見えたか。
ウィーンに留学中、叔母が送ってくれた「暮しの手帖」で読んだのだと思う。
私はたまたま、大きなガラス玉がいっぱいぶら下がっている、ど派手な首飾りを持って居た。
有るとき、学校の演奏会でラヴェルの「夜のギャスパール」を弾くことになり、私はその記事を思い出したのだった。
黒のタートルセーターに、黒のちょっとお洒落風なデザインのパンツ。
そして、ど派手なガラス玉ペンダント。
社交辞令の上手な人達から、どんなに心地よい賛辞が聞けた事か・・。
まあ、只のパクリ、だけど。
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お洒落には、一種勇気がいりますね
彩さん、コメントありがとうございます。
そうですね、「暮しの手帖」は親世代の読む雑誌でした。
それを、おませな私は横で読みながら、色々空想を膨らませていました。
でも、私は空想止まりでしたけれど。
ファミリアでお洋服を作ったのですか・・。素晴らしい。
若かった森英恵さんが、パリのオートクュールで洋服を作ったエピソードと、コンセプトが似ていますね。
其処には、人の真似をしない勇気、という共通項が有るように思います。
私は、パクリ専門です。
電車に乗って、お洒落で素敵な人を見かけると、よくその服装と雰囲気をパクリました。
映画とかね。
未だに覚えているのが「日はまた昇る」のヒロインが着ていた、真っ赤なインナー。
その頃、私の周りではまだ、インナーに凝るのは斬新、っていう印象でしたから。
2016/10/08 19:21:40
お洒落は楽しいですけれど・・。
村雨さん、コメントありがとうございました。
私達の周りでは、段々お洒落して出かける場面が少なくなりましたね。
私は、ピアニストの端くれなので、イヴニングドレスを着る機会も多々ありましけれど、仰るように、最近はドレスアップと言っても、昔とは大きく様変わりをしましたね。
ヨーロッパでのパーティでも、アジアンテイストが格好良かったり、正統的なドレス姿は少なくなった印象があります。
2016/10/08 19:08:25
つづき
それにしてもシシーさんの現在の生活が
>若い時に読んだそのエッセイを、いつも私は、家具を揃えるとき頭の中に描いていた様に思う。
「暮らしの手帖」創設者である大橋鎭子さんの想いを受けて、若きシシースタイル、今のシシー家の生活があるなんて、、、
なんて素敵なお話でしょう!
小学2,3年生の私は「ファミリア」で母にねだってたった一度だけ、作ってもらった夏のワンピースを思い出しました。
自分でデザインしたので形も生地も色合いも、はっきり覚えています。供のころの憧れのお洋服や靴が
並ぶあの「ファミリア」だとは…
今でもその配色がやっぱり好きなんです!
2016/10/08 18:15:50
昭和色満載
シシーさん、こんばんわ!
NHKの朝ドラは「暮らしの手帳」から
10月からは「べっぴんさん」が始まり
ましたね。
昭和の時代に成長期であった私たちは
その現役で子育てしていた親達の背中を
見て大きくなりました。
親たちが読む「暮らしの手帖」のちょっと
高尚(?)な雑誌から、将来に活かすものを
学んだり。
今度の「べっぴんさん」が、私にとっては
また、「暮らしの手帖」「ファミリア」も
女性起業家の話で、興味津々です。
この一年の朝の15分で、すっかり昭和頭に
引き戻されてます。
つづきます
2016/10/08 18:15:13
昔は
バレエやコンサートなどに行くときは、お洒落していったものですが、最近は、カジュアルな服装の人が多いですね。
やはり
シシーさんのようなお洒落をして、出かけたいものです。
先輩に教わったのですが、着ていった服装を日記にメモしておけば、ダブらずにすむと。
2016/10/08 18:00:27