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トラのミステリな日常

風習 

2016年09月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨夜は、「お月見の日」だったそうですね。
全く知りませんでした。
「今日は十五夜やで」と聞いて、夜空を見上げても、厚い雲に覆われて何にも見えませんでした。

十五夜と言っても、昨夜の実際の月齢は十三夜。
古来より日本人は、十三夜とか十六夜(いざよい)の月を愛でるのが好きだったようですね。

「月は満月よりも、幾分欠けているほうが風情がある」と清少納言も言っています。
完全なものより、不完全なものに美を感じると言う感性があるようです。
日本人の美学に『わび・さび』というものがありますが、これは不完全なものの中に美しさを見出すのと同じ感覚ですね。

欧米では、建築物や絵画でも左右対称が好まれたり、6が完全数(6の約数が、1,2,3,なので、1+2+3=6)だからと好まれたり・・・。

生け花の世界でも、左右対称は嫌われますね。偶数よりも奇数が良いという感性です。

ところで・・・、

私が生まれたのは、大阪の東部にある小さな町です。
私の地区(昔は字[あざ]と言っていました)では無いのですが、同級生が住む地区では、中秋の名月の日には、「お月見泥棒」という風習が残っていました。

今では、その地区は山を切り崩して、大ニュータウンが出来ましたので、その風習が残っているかどうかは知りませんが、当時は、山の中の集落と言った地区でした。
「おっ月さんに飾っているおまんじゅうなどを、盗っても構わない」と言う風習で、「泥棒体験」を楽しんだものです(笑)

お月見の日には、虫網などを持って、夜の7時過ぎにその地区に行きます。
本来なら、飾っているお団子などを、こっそり盗んでくると言う行事なのでしょうが、私の子どもの頃にはすっかり形骸化して居ました。

お月見団子などが飾ってある二階の窓に虫網をのばして、
「おばちゃ〜ん」と声をかけると、その中に饅頭やお菓子などを入れてくれるのです。

それでも、何かを盗んできたようなドキドキ感で、中学三年生の頃まで、毎年楽しみでした。
古き良き時代の、懐かしい風習でした。

みなさんの子どもの頃には、そう言った風習はありませんでしたか?

※写真は、大阪の「お月見団子」です。「月にむら雲」という感じのお団子ですね



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満月に・・・

トラ。さん

Yooさん、またまたこんばんは

満月に狼男に変身出来ると、素敵ですね。
どんな場合でも、なかなか変身出来ない私です(笑)

この月見団子は、福岡には無いのですか。大阪だけなのでしょうかねぇ。
福岡は、丸くて白い団子の中に餡子ですか?

2016/09/17 21:15:36

満月の夜

Yooさん

「満月の夜に大漁」・・という話も聞いたことはありますが、でもやっぱり、潮の動きが一番なのでは・・・?
すみません・・熱中症以来、釣りはしていないので(大笑い)

「満月の夜になると狼男に変身する」という話は聞いたことあります・・トラさんも?(笑)

「大阪のお月見団子」とっても美味しそうです。
こんなお団子も、風情があっていいですね。
福岡でもあるかな?

2016/09/17 14:13:06

月夜の影ふみ

トラ。さん

Yooさん、おはようございます。

月の影を踏む遊びですね。話には聞いたことがありますが、実際にした事はありません。
私が育った所は、商店街でしたので、夜の10時頃までは電気がこうこうと点いていて、月の影など出来るはずもありません。
「月夜の影踏み」、風情があって良いですね。

中秋の名月に「綱引き」は、漁師町では良くあるようですね。
屋久島の「綱引き」は有名ですが、満月の夜は、大漁になるのでしょうか?

2016/09/17 08:33:59

十五夜に晴れなし十三夜に曇りなし

トラ。さん

喜美さん、おはようございます。

「十五夜に晴れなし十三夜に曇りなし」って言葉は、恥ずかしながら初めて聞きました。

樋口一葉の小説・「十三夜」じゃないですが、昔は、「十三夜」が生活に根付いていたのですね。

私の子どもの頃は、団子が無くって里芋ばかりでしたので、あまり好きじゃありませんでした。

2016/09/17 08:26:33

所変われば・・

Yooさん

トラさん、おはよう〜♪

人情味あふれる、とっても素敵な風習ですね。
その頃の可愛いトラさんが浮かびました(笑)

私が育った鹿児島では、地域の人が集まって「綱引き」をしていました。
今思うと、むしろ大人たちの方がムキになって頑張っていたような…(笑)

綱引きの後は、飲み物やお菓子を食べたり、みんなで「月夜の影ふみ」をしたりして遊びました。

昔は、よかったなあ〜(しみじみ)

2016/09/17 07:10:58

習慣

喜美さん

私の育ったところは飾りますけれど
後は家の親子で食べました
十五夜に晴れなし十三夜に曇りなしと
昔から言いました十三夜は子供が多いので一杯あげましょうと里芋茹でたりお菓子まで色々沢山
それを私たちは喜びました

2016/09/17 07:10:51

お月見泥棒

トラ。さん

さくやひめさん、こんばんは

昔から行われている風習でしょうか?
やはり昔から形を変えて、今の形になったのでしょうね。

でも、少し値段の高いお菓子だけ持って行くというのは、ちょっといただけませんね(笑)

2016/09/16 18:47:25

行事は・・・

トラ。さん

れつさん、こんばんは

私もほとんどの行事は行っていますが、今年のお月見は忘れていました。

ヨガですか・・・。
人間も固いですが、私は身体が硬いので、ヨガは厳しいです。

2016/09/16 18:45:24

古き良き時代もでした

トラ。さん

じいやんさん、こんばんは

古き良き風習も、徐々に形を変えていきますね。
人とのつながりが、ドンドン希薄になっていくように感じます。

その地区では、今も続いて居るのでしょうか?
今度、その地区の友人に聞いて見ます

2016/09/16 18:38:31

此方では

さくやひめさん


お月見泥棒は今の土地に来てから
知りました。

十五夜の夕方近くの子供達が袋を持って
家々を回り「お月見ちょうだい!」と
言うと用意していたお菓子を渡します。
玄関の外にお菓子を自由に持っていける
ように並べている家もあります。

何人で一軒一軒回って貰ったお菓子を
みんなで分けるようです。
今の子は少し値段の高いお菓子だけ持って行く
ようです。(笑)

2016/09/16 17:24:24

お月見団子

れつさん


 きのう、こちらではお月様がよく見えました。
夜はヨガのレッスンだったので、帰り道に友だちとお月見。
 お団子も食べましたよ。
 一人暮らしでも、こういうことはきちんと続けたいです。

2016/09/16 15:59:20

いい話をありがとう

じいやんさん

いい風習でしたね、初めて聞きました。
人との関りあいが大切にされた時代ですね。

2016/09/16 15:59:14

20歳違うと・・・

トラ。さん

asi asiさん、おはようございます。

盗みに行くのを黙認される日だと言うことは同じですが、20年も違うと、昔の風習も形骸化されてしまうのでしょうね。

私の頃はおそらく、お菓子を用意していただいていたご家庭もあったように感じます。

2016/09/16 11:26:04

違うところは・・・

トラ。さん

沙希さん、おはようございます

ハロウィンと違うところは、仮装をしないところと、家に入らない所ですね。

「お月見泥棒」と言う名の通り、何かを貰いに行くのじゃ無く、盗みに行くというのが約束事です(笑)

「おばちゃ〜ん」と声をかけると、お年寄りのかたは、
「黙って盗っていきや・・・」と言って、知らん顔です。
そんな場合は、泥棒のように密かに二階へよじ登り、こっそり持って帰ります。

私は、黙って持って帰るのは気が引けて、虫網に入れてくれる所からのみ、いただいて居ました(笑)

2016/09/16 09:47:40

年代の差

asi asiさん

懐かしい!!!

子供の頃、各家庭では縁側に団子、饅頭、
果物、ススキなどを飾ってました。

長い竹竿の先に釘をつけ縁側の下まで這って行き好みのものを刺して素早く逃げる、
この緊張感がなんとも言えませんでした。
実体は誰も咎めないことになっていました。

2016/09/16 09:29:40

ハロウィンみたい

さん

読んでいて、ハロウィンを思い浮かべました。
月見という、風流な催しに、子供達の笑い声が被って、それはそれで楽しそうです。

こちらでは、そんな習慣はありませんが、お祭りの時に、土地の分限者の家に神輿や獅子舞が寄ります。
すると、大人には酒、子供達には、それぞれ趣向を凝らした菓子が振る舞われます。
我が家の子供達も、スーパーの袋を持って、出かけました。

2016/09/16 09:24:10

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