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イジメ抑止に、地域社会の大人の眼差しを!!! そして、人権軽視の社会的風潮に言いたいこと。。。 

2016年09月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

いじめによる悲しい事件事象が頻発しています。
        私の人生経験から
    イジメについて、私なりの纏めた考えです。
      いままで、このブログのに触れて来ましたが、
      少し、長く成りますが、
    じっくりと、お読み下さいますようお願いします。m(_ _)m

【子どもの世界のイジメについて】

※イジメ発見の端緒
(問)もし、あなたが学校の教職員なら、どう思われますか?
? 学校で、昼休みに、職員室の前を、
一人の生徒が、ジュース瓶を持ってウロウロして居ます。
↓↓
★ その生徒は、買わされているか? 
使い(パシリ)をさせられているか?

? 階段を、子どもAが、子どもBを背負って、
昇ったり降りたりしています。
★AとBの上下関係が、いつも同じか?
★それを、別の子どもC、D、E、Fが見て居た場合、
↓↓
Aを見下したグループが出来て、
恒常的にAをいちびり始めて、
イジメのグループが出来て、
グループによるイジメが恒常化 する
危険性もあります。

? 放課後、道端で、一人の子どもに、
 数人がからかったり暴力を振るってる場合、
 地域社会の大人はよく観察して注意したり、
 声をかけたり、
 その場合は、学校にこういうことがあった
 と、報告・連絡・相談をして下さい。
 イジメは、学校の教職員だけでは、無くな
 りませんし、発見できません。
 地域社会の大人の協力が、不可欠です。

 イジメてる子が、イジメられてる子に言う
 常套語は、
 冗談やがな、友だちやろう?!
 そして、イジメられてる子に、たまに、
 優しい言葉をかける。
 イジメられてる子は、それが嬉しくて辛抱
 する【DVに似た構造、です。】
 また、自分のプライドもあって、
 親や近所の大人に知られたくない、
 学校の先生にチクるのはイヤだ、
 という思いで、
 益々、イジメられてる事を、
 自己の内に籠めて、益々、悪循環し、
 挙げ句、不登校状態に成るか、
 相手に復讐するか、
 最悪の場合自死する事もあり得ます。


 イジメる側の子も、
 イジメられる奴が悪い、とか、
 イジメなければ、自分がイジメらるれる、
 人をおちょくるのは面白い、とかの理由で、
 イジメ行為を加速して行きます。

? 学校の先生の前では、“良い子”を演じる可能性も大きく、
先生も、クラス内で、元気の良い子に眼が行きがちで、
さらに、学校の教職員集団で、平素から、協議が、緊密に行われていない場合、
教職員集団内部で、イジメに関する感覚が磨かれず、
子どもの世界のイジメを、見逃しがちに成る。また、
権力機構の上からの統制、
モンスターペアレントへの気遣い、また、
子どもたちの脅し、等に因り、
個々の教職員のイジメ対応への指導が及び腰に成り、
ますます、イジメを、結果的に放置する危険性も増大化しかねない。
また、かつては、教職員組合も強く、
教職員組合の活動を通して、
上からの過度の権力統制に異議を唱え、
組合内部の研修会によって、人権・イジメへの感性を磨き合った。
また、地域社会の各種団体や、大人達との連携も頻繁にあり、
学校と地域社会との連携も進んだ。
しかし、近年は、教職員の組合加入率も下がり、
結果的に、イジメへの対応も、弱化 して来ている。

? イジメる子も、様々なストレス・課題を抱えている場合も多く、
じっくり話すと、涙を流して、自己の行為を反省することも、あります。

? 教師が、まず、自分の責任を認めて、
イジメられている子と親に話し、次に、
イジメる子と親に話し、
両者を引き合わせてイジメ問題を解決する。

? 人間は、本来、イジメをする、しがちな動物です。
イジメの窮極は、 暴力を揮っての戦争・殺戮そして抑圧です。

生き抜くために、暴力で相手を押さえ付け、
1651年、イギリスの哲学者トマス・ホッブズは、その著「リヴァイアサン」で、
自然状態にあっては、万人の万人による闘争状態が生まれ、
の中で、弱者の命と人生が蹂躙されました。


これを放置したら、自分自身も危うい!
と言うことから、 『社会契約説』や
『人権思想』や
『民主主義思想』が生まれ、
それらの考えが、
市民革命や社会運動で、
世界の大きな“潮流”に成って来ました。

こういう理性的なことを踏まえた人は、
大人であれ、子どもであれ、
他者に、イヤなことしたとしても、
ある程度のところで、自分の行為を【抑制】しますが、

そういう、
理性がまだ不十分な人は、
まわりの雰囲気に乗って、
面白がって、
他者をいたぶって、
力による【上下関係】を作っていきます。


加害の方は、たまに、
被害の方に“優しい言葉”を懸けたりする!
被害の方は、それが、妙に嬉しくて、
また、親に心配掛けたくない。
自分自身のプライドのために、
親にも言わず【平気な顔】を“装って”対応して、
ますます、【土壺】にハマっていく!!!

イジメは、
そういう【構造】を持っているのでは、
      ないでしょうか?!
それを、糺していく為にも、
学校の教職員や
地域社会の大人の眼差し、
さらにマスメディアの反省が、
不可欠なのではないでしょうか?!

? 逆説的に言うと、
人間は、苛められて鍛えられ、
優しさを身につける事も多く、
イジメで自死を選ぶのでは無く、
人間的成長のバネに成ることもあります。  


以上、イジメについて、特に、子どもの世界のイジメについて、
  高卒前の母子家庭による企業の就職差別に遭った事、
  高卒後、7年間の巡査時代に学んだ事、
  40年余の教員生活で経験して来た事、
  教員生活時に、部落差別・人権問題学習で学んだ事、を基に、
  イジメ問題、その解決について、縷々、述べました。
  
★ 昭和40年代、部落差別を苦に自殺した女子高生、
★ そして、
今も、イジメを苦にして、辛い選択をする子どもも大人も居ます。
特に、近年は、
ネットへの投稿等によって、深刻化しています。

★ 今の、テレビ番組や、お笑い芸で、
他者、特に社会的弱者を、からかう風潮がかなり有り、
その時に、発せられた言葉や行為の数々が、
イジメの技に使われている現実にも、きちんと向き合う必要があります。

    テレビ番組や、お笑い芸で、他者、特に社会的弱者を、からかう風潮が有り、
    その時に、発せられた言葉や行為の数々は、人々の人権感覚を麻痺させ、
    人間蔑視の風潮を加速するのではないでしょうか?! 
重複する点もありますがお読み下さり有難うございます。

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