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のびたの日記

金じゃない 高齢者の夢 ぴんころり 

2016年08月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



歌を歌っていても 私が話しかけていても いまひとつ反応をつかむのが難しい
一部の方たちは 目があっただけで嬉しそうに笑顔を浮かべたり はにかみながら手を動かす
そう 数か所 毎月通う介護施設の中で ここが一番介護程度 認知症程度が重い方が多い
 
昨日も前日に引き続き 私の音楽訪問の日である
そろそろ10年近くになるか その当時よりは 施設の迎え入れ 現在のリハビリの様子は進んでいる
その10年の間 未だに他のボランティアが訪れないのは この反応の無いことに難しさがあるからだ
 
ここには 入所して結構長い間居る方も見える 
その方たちの個人ごとに 衰えや 進行していく様子も分かる
今日は元気だな 笑顔がいっぱいだね と 私も良い時は嬉しい
 
毎月 毎回 訪れて 施設の方々の人生の短い時間でも 笑顔の時を共有できるのは幸せだ
誰かに 私の出来ることで 楽しかった 元気になれる そんな風に思って貰えたら嬉しい
片付け終えて挨拶したら みんな笑顔がいっぱい エレベーターが閉まるまで手を振っていた
 
さて 自分のこととなると さっぱりこの先が見えない
私の財産はゼロ 当分この身体だけである お金も無ければ 介護施設も入れない
願うは 昨日も話が出ていた ぴんころり である
 
添乗員をしている時に ぴんころり祈願のツアーもあった
全国に ぴんころりの寺社があるが 有名なのが 会津ころり三観音である
中田寺観音 立木観音 鳥追観音 この三社巡りも高齢者に人気である
 

 
中田観音は あの野口英世博士の母が 息子の無事を祈り 毎日通い続けていたことで有名だ
昔は ぴんころり など言うと 周りの方 若い方は軽蔑するように一笑に付していた
現在では 高齢者を受け入れる社会が 成熟していないので 本人も家族も苦労する
 
せめて 病気や認知症で 家族に迷惑は掛けられない
この世の別れの瞬間まで 元気で生き ぽっくりと逝きたいものだ こんな風潮でもある
私も 歳を重ねるにつれ この思いが強くなってきた
 

横浜市 福泉寺 ぽっくり大師
 
ぴんころり ピンピンコロリの言葉は そんな切ないところから発生したものでは無い
長野県はもともと長寿を誇っているが 福祉に携わる方 医師などの生活指導が行き届いた結果だ
下伊那郡・高森町で 北沢豊治さんが提唱した運動が 学会でも発表され世間に共鳴されてきた
 
正しい食生活 適度な運動を重ね 病気や認知症予防を高め 元気なままで一生を終える
それが ピンピンコロリの言葉に置き換えられた
その高森町・瑠璃寺には ピンピンコロリ地蔵まで安置され 運動を支えるとともに 願いも掛ける
 

信州・高森町のピンピンコロリ地蔵
 
このほかに 同じ長野県の佐久市には 成田山薬師寺にも ぴんころ地蔵尊がある
水戸市のあじさいでも有名な保和苑の桂岸寺 奈良・斑鳩の吉田寺はぽっくり往生の寺で有名
熊本・八代市の釈迦院 横浜市・福泉寺 など いずれも高齢者の望みを叶えると信じられている
 

佐久市 薬師寺境内のぴんころ地蔵
 
私の妹も昨年の9月 突然に亡くなった 別に祈願したわけではないが 神様のご褒美か
一番親しくしていた妹 私の胸には今でも ぽっかりと穴が空いているようだ
カラオケが大好きで 数々の大会に出場していて グランプリも何度も貰っていた
 
大会には何度か私も行って聴いたことがある 身内であるが さすがだなと思った
表彰式は最後なのでいつも途中で帰る 翌日 優勝したよと嬉しそうに電話で報告してきた
部屋に写真を飾っているが 今にも電話が来そうだ 来週15日に一周忌 早いものだ
 
タイトルは 私の最近始めた 川柳のつもりである(笑)
駄作を 鹿児島のFM銀河 てんがらもんラジオに投稿する 紅雀先生の添削指導が楽しみだ
生放送なら ここで聴ける 鹿児島のFM銀河を視聴してください 今日木曜日 午前10時からです
 
全国コミニュテイFM
http://csra.fm/stationlist/#kyushuokinawa
 
全国の放送局を紹介していますので お暇なときは保存しておいて 故郷のラジオを聴いてください
私は時に適当に地方を選んで ローカルな話題やニュースを楽しんでいます
 
       最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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