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映画が一番!

切腹 

2016年07月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

ソフトバンクグループが英半導体設計会社の
ARMホールディングスを約240億ポンド
(約3兆3000億円)で買収のニュース。
孫社長は、さまざまな機器をインターネットで
つなぐIoT技術が必要と決断したようですが、
EU離脱の英国ですから、今が買い時なんでしょうね。

今日の映画紹介は「切腹」。
BSプレミアムで2016年7月19日(火)13:00〜放送。
以前、紹介しているので再掲です。

原作は滝口康彦の『異聞浪人記』。
2011年に三池崇監督により「一命」として
リメイクされています。

「人間の条件」等、社会派映画を監督してきた
小林正樹が、初めて演出した時代劇映画。

寛永七年、井伊家上屋敷に津雲半四郎(仲代達矢)と
名乗る浪人が訪れ。
”仕官もままならず生活も苦しいので、
このまま生き恥を晒すよりは武士らしく、
切腹のためにお庭拝借……”と、

申し出を受けた家老・斎藤勘解由( 三國連太郎)は、
春先、同じ用件で来た千々岩求女(石濱朗)の話をする。

窮迫した浪人者が切腹すると称して
なにがしかの金品を得て帰る最近の流行を
苦々しく思っていた勘解由が、
切腹の場をしつらえてやると求女は
”一両日待ってくれ”と懇願するばかりか、
刀は竹光を差しているていたらくで
舌かみ切って無惨な最後をとげたと…。

だが津雲は引き下がらず、切腹の準備が整えられ、
やがて津雲の身の上話から意外な真相が明らかになる…。

竹光での切腹の画面は見ていられないですね。
武士道とは何かと問いかける映画でもありました。

”武士道といふは、 死ぬことと見付けたり。
二つ二つの場にて、早く死ぬ方に片付くばかりなり。
別に仔細なし。胸すわって進むなり。
図に当たらぬは犬死などという事は…”と、

私の愛読書の「葉隠」にはありますが、
考えて見れば武士は戦闘要員であり、
戦うための存在ですから”常住の死と覚悟”は当然。
”切腹”も武士としての一つの作法ですが、
それには大義があるかどうかが問題。

ウ〜ン、武士道とは難しい。

1963年の第16回カンヌ国際映画祭で
審査員特別賞を受賞。
1962年(昭和37年)制作。
白黒/レターボックス・サイズ。



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おはようございます!

yinanさん

村雨さん、

武士とは、何かを問う映画でした。
”武士は食わねど高楊枝”とはいかず、
貧乏では背に腹は代えられぬ、とのことでしょう。

井伊家の家臣の自刃した彦九郎や斬殺された者は
いづれも病死という勘解由の隠蔽処置で、
井伊家の武勇は以前にもまして喧伝されたと言う、
結末は現代にも通じる幕引きでした。

ハナコおばさん、

津雲半四郎(仲代達矢)の眼力というか、
炯炯たる眼光は迫力がありました。

丹波哲郎との一騎打ちと、
井伊家の家来との殺陣も壮絶で
見応えがありました。
昔の映画もいいですね。

2016/07/20 07:24:08

こんにちは

ハナコおばさんさん

この映画、何回か観ました。(^^;)
仲代達矢のあの眼が忘れられません。
すごかった。

2016/07/19 15:35:56

昔のを

さん

昔、観ました。ずいぶんと話題になっていました。

2016/07/19 13:10:48

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