メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

自然と共に

接木その後 

2016年07月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:植木

今年の早春に接木で遊んだ。
この頃毎年少しずつ接木をして腕を上げようと思っていますので、その結果は気になります。

今までは最もオーソドックスな腹接ぎや割接ぎと云う技法で接いでいました。
これまでに柿、栗、山椒はかなりの高確率で接木に成功するようになりました。

今年も腹接ぎで自生していた山椒の台木にトゲ無しの雌木を4本接ぎました。
結果は4本とも成功です。【写真左】
割接ぎは台木と穂木の太さが同じ位が望ましいのですが、腹接ぎは関係ありません。
腹接ぎは形成層が多く密着するので成功する確率が高い気がします。

また、今年初めて舌接ぎを行いました。
ポポーというトロピカルフルーツは枝の真ん中が空洞になっています。
腹接ぎでは難しいと思いつつ、Web検索すると舌接ぎと云う方法が有ったのです。
舌接ぎは腹接ぎの加工を台木にも穂木にも行い、接木部分は枝の左右で形成層が密着するので成功確率は高いと思いますが、台木と穂木の加工を全く同じにしなければならないので難しいです。
そこは長年培ってきた目見当で上手く接木することが出来ました。
2本接いで2本とも成功です。【写真右】

この話を会社に同期入社した友達に話すと、教えて欲しいと仰います。
彼も家庭菜園と蜜柑栽培をしているので、接木に興味が有ったみたいです。
それに今年収穫した山椒の実をお裾分けした処、ちりめん山椒や昆布山椒を作って気に入り
山椒の接ぎ木をしたいと言うのです。
また、ポポーも試食して貰った処、ハマったみたいでポポーも植えたいし接木もしたいとの事です。

今年の接ぎ木は100%成功です。
年々、手際良くできるようになりましたし、成功率も上がっています。
希少価値のある穂木を入手し、接木出来る日を夢みて・・・。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

みさきさんへ

悠々蘭々さん

接ぎ目は他の山椒の苗が邪魔して見えません。
2年ほど前に小さな実生苗を鉢植えしたのですが、一方が大きくなったので接ぎ木しました。
少し色が違って模様のあるのは別の苗です。

2016/07/02 01:15:01

接ぎ目は?

みさきさん

接ぎ木、大成功、おめでとうございます。
研究と工夫の賜物ですね。

山椒の画像を拝見しているのですが、
この、元気に大きく伸びている4本の枝が
接がれたものなのですか?
接ぎ目はどこだろう、と、拡大してみました。

なんという生命力!

2016/07/02 00:04:25

PR







上部へ