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南京大虐殺幸存者夏叔琴さんの作品制作で江蘇省テレビ局が来日　

2016年06月07日
テーマ：テーマ無し

旧日本軍南京大虐殺幸存者は現在5人居られます。その中の夏叔琴さんのビデオ作品を制作する江蘇省放送テレビ局の取材班が来日しました。

管理人は、2009年7月5日に行われた「南京への道・史実を守る会」主催「南京大虐殺　夏叔琴さん名誉毀損裁判　大勝利集会」の懇親会看板制作をお手伝いをしました。さらに集会後は、夏さんと同行した中国・江蘇法徳永衛律師事務所（弁護士事務所）の方々を靖国神社と箱根観光にアテンドしました。

その時に管理人が中国の戦後補償問題に関わる原点は父親の贖罪を果たすためである。そして中国大陸へ「父親の罪行探し」の旅を続けてきましたが、南京事件70周年であり、しかも古希となったので妻と共に記念の旅に出発した。2007年12月12日に南京大虐殺70周年式典に参列した後、邑江門祈念碑に「日本軍第九師団輜重兵第九聯隊二等兵　 故長谷川幸二の長男　 日本中国友好協会東京都連合会新宿支部　 副支部長　長谷川順一　中国を侵略した日本軍は父たちが運んだ砲弾・銃弾で中国人を殺害した　 その重罪を謝り、赦しを乞うためここに立つ　 二〇〇七年一二月一三日」と献花したことを伝えました。

江蘇省電視台取材班は、そのことを知り、夏さんからの推薦もあったので管理人を取材したいと、代理人を通じて申し出がありましたので快諾しました。昨日、取材班と通訳の7人が狭い自宅の部屋を訪問しました。

管理人は、下記の資料と画像を準備しました。
?石川県軍歴照会文書
氏名：長谷川幸二　明治39（1906）年3月13日生　終戦時本籍　石川県金沢市高尾町レ43番地
勲等：昭和15年4月29日　旭8等
賞典：昭和15年4月29日　支那事変従軍記章授輿
軍歴：
昭和 2年 6月 1日　　　　　徴兵として輜重兵9大隊第2中隊に入隊（20歳の徴兵検査後と思われる）
昭和12（1937）年 9月15日　充員召集の為輜重兵第9連隊に応召第6中隊に編入
昭和12年10月 1日　　　　　大阪港出帆（管理人は3月生まれなので7ヶ月目）
昭和12年10月 5日　　　　　上海港上陸
以後、頓悟橋亭宅・陳家行・走馬塘クリーク・蘇州河・溜東の戦闘及追撃に参加
昭和12年12月 6日〜21日　　南京付近の戦闘に参加
以降の戦闘は略す
昭和13年 2月15日　　　　　輜重兵特務一等兵
昭和14年 3月24日　　　　　輜重兵二等兵
昭和14年 5月 1日　　　　　輜重兵上等兵
昭和14年 6月 9日　　　　　集結及輸送
昭和14年 6月29日　　　　　宇品港帰着
昭和14年 7月 9日　　　　　復員完結
関東軍特種演習（関特演）の為に召集されたと思う。母は戦地が何処であったか知らされていない
昭和16年 7月19日　　　　　臨時召集の為工兵第52連隊に応召架橋材料第24中隊に編入
昭和16年 8月11日　　　　　金沢出発
昭和16年 8月13日　　　　　大阪港出発
昭和16年 8月17日　　　　　大連上陸
同　　　　　　日　　　　　第3軍司令官の隷下に入る　　
昭和16年 8月24日〜昭和17年4月7日まで延吉地区並関東軍野戦兵器廠延吉支廠の警備
昭和17年 1月20日　　　　　　兵長
昭和18年 1月23日　　　　　　牡丹江出発
昭和18年 1月24日　　　　　　鮮満国境通過
昭和18年 1月28日　　　　　　釜山港出帆
同　　　　　 日　　　　　　下関上陸
昭和18年 2月 3日　　　　　　伍長
昭和18年 2月 4日　　　　　　召集解除
　　　　　　　　　　　　
?亡父が軍人だったときの写真
大阪港出帆前の宿舎。戦友と宿舎の家族ら（子供を抱いているのが亡父）

多分満州から送ってきたと思われる

戦地に送った写真（蒲田区御園町にあった母の実家で）


?靖国神社ツアーのガイド資料（日本陸海軍の階級表・帝國軍備配備圖があるので南京攻略戦の師団名が分かる）

?2007年12月12日〜18日日本中国友好協会神奈川県連主催「中国江南平和と交流の旅」に参加した写真









南京市中華門前で

管理人は城壁の後ろに回って京都第16師団が砲撃した砲弾痕を見た
富士国際旅行社のツアーでは必ず砲弾痕を案内している。


?旧日本軍が遺棄した毒ガス弾で被害にあった中国人損害賠償裁判の支援運動の写真

中国吉林省ハルバ嶺
右から黒竜江省中国国際旅行社ガイド房若林さん、管理人、南典男弁護士
亡父が延吉から牡丹江に向かう行軍の時も、この峠を通ったと思われる


?2009年7月4日〜7日まで来日した夏叔琴さんの写真
右から都留文化大学教授笠原十九司さん、夏さん、お孫さん
壁に貼ってある看板は管理人が制作

管理人と南京大虐殺同胞記念館通訳常さん

新宿ワシントンホテル前からリムジンバスに乗車する夏さんら一行


右から管理人、電視台ディレクター杜さん、通訳高野さん　2016年6月6日自宅にて

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