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たかが一人、されど一人

選挙とマスコミ対策 

2016年05月27日 外部ブログ記事
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先週の日曜朝のTBSテレビ番組「時事放談」にゲスト出演していた藤井裕久氏が、その数日前に国会で行われた党首討論における民進党岡田代表の消費税増税を延期すべきとの発言について「選挙目当ての発言です」と切って捨てた。藤井氏は知っての通り大蔵官僚から政界入りをして、自民党・自由党を経て民主党では財務相就任までいった現在の野党側では顧問格のベテランである。数年前に議員バッジは外したが、時事放談には屡出演していた。一時体調不良だったようで心配したこともあるが、東大出身で高校時代から甲子園出場の野球選手だったそうで、語り口が歯切れよくて、彼のコメントはいつも好感を持って聞いていた。スタンスは概ね野党寄りだったので、この岡田氏批判には少し驚いたが、考えてみれば財政規律重視の姿勢で筋を通したことには、財政規律重視の善悪は別にして敬意を表してもいいだろう。今週でG7のお祭り騒ぎも終わり、来月に入ると7月の選挙に向かって世の中は新たに騒然としてくる。マスコミに世界では、安倍総理はサミットも成功を収めたし、増税延期を野党党首に先に言わせたのは上手い戦略だったとする人もいる。一方では、サミットでは安倍総理は他の6首脳の意見を纏めることが出来ず、日本の経済政策の失敗を曝け出してしまったとする人もいる。どちらが正しいかは判断しかねるが、衆参同時選挙となれば、総理側の戦略が功を奏したとみるべきかもしれぬ。ただ思うのはいつもながらではあるが、マスコミが総体的に政権の掌に乗せられていることだ。G7に関する報道は完全に安倍政権のショータイムと化してケチをつける者は皆無に等しい。その影響もあるだろうが、ネット上ですら、このばか騒ぎに疑問を呈する人が少ないのは残念だ。次の国政選挙がどんな形になるにせよ再来月に迫っていることだけははっきりしている。にも拘らず、何が争点になるのかが見えてこない。少なくとも、一昨年暮れの総選挙における与党側の公約が嘘になったことについて、もはやマスコミが弾劾する姿勢は全く見られない。藤井氏は民進党岡田党首を選挙目当てと切り捨てたが、選挙に勝つために共産党の志位氏や生活の小沢氏と協調することや消費増税先送りを先に言い出したことを否定はしない。しかし、民進党には野党第1党として政権奪取に向けた骨太の戦略が無いようにしか見えぬは何故か。マスコミ出身者が多い当事者は、まさか小生のようにマスコミのせいには出来ぬだろう。

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