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映画が一番!

クレイマー、クレイマー 

2016年05月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「クレイマー、クレイマー」。
BSジャパンで2016年5月25日(水)の20:00〜放送。
以前、紹介しているので再掲です。

エイベリー・コーマンの小説を映画化。
原題の「KRAMER VS. KRAMER/
    クレイマー氏対クレイマー夫人」は
子供の養育権をめぐる夫婦間のの争い。
アメリカ人は離婚裁判を巡る話だとすぐ分かるらしい。

テッド(ダスティン・ホフマン)と
ジョアンナ(メリル・ストリープ)の
結婚生活も8年目を迎えて一人息子の
ビリー(ジャスティン・ヘンリー)も
7歳となったクレイマー家。

子役のビリーが健気で可愛いですね。
ホフマンが”小型のマーロン・ブランド”と
言うだけあって、マーロンに似ているし
演技も上手い!

ジョアンナは、家庭を顧みず仕事優先の
テッドに不満を募らせていた。
そしてある日、自立を決断し、
家を出て行ってしまう。
家事と仕事の両立をせざるを得なくなったテッド。

”僕が悪い子だから、ママは出てったの?”
”違う、ママはお前を愛している、お前のせいじゃない。”

と朝食におぼつかない手つきで
出来損ないのフレンチトーストを作る2人。

朝食を作る場面は最初のこの場面と
2度目の時は手慣れた様子で作る2人。
このシーンを見ると気持ちが通じ合った
温かい雰囲気が良く出ています。

2人の親子関係をフレンチトーストの
出来不出来で時の流れを
上手く表現していますね。

悪戦苦闘の2人も生活にも慣れ、
父と子の絆を強めていく。
だが、ジョアンナが突然養育権を訴えてくる。

テッドは裁判で、
”子供に対する愛情は母親の方が
 豊かだとは限らない、ビリーには
 完璧ではないが僕の作った家庭がある”。
”よい親になるのに、
 性別など関係ないはずだ”と熱弁をふるうが。

しかし、失業したことも重なってテッドに
不利になり、養育権はジョアンナ側に。

こうして、テッドとビリーは
父子最後の朝食を迎えるのだった…。

当時、42歳のホフマンは、私生活で
女優に復帰して自立を望む
妻のアン・アーバンとは離婚を前提に
別居していて、子供は妻が引き取っていた。
このような事情で、子供を思う
ホフマンの迫真の演技は涙失くして見られません。

一方、ストリープも、婚約者のジョン・カザールを
癌で亡くした翌年の本作で、
”愛する者を失った喪失感を重ねた”と語っている。

第52回アカデミー賞 で、
作品賞/監督賞/脚色賞/主演男優賞/助演女優賞を受賞。
1979年(昭和54年)制作。
監督・脚本はロバート・ベントン。



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おはようございます!

yinanさん

SOYOKAZEさん、

彼等の離婚の原因は、
妻の自立心を、テッドが自分の仕事にかまけて、
理解してあげなかったことですが、
ジョアンナが突然養育権を訴えて来たことには
ちょっと”そりゃ、無いだろう”と思ったことでした。

結局、ジョアンナは自分のことだけしか、
考えていないということですからね。

シシーマニアさん、

飛行機の中で、観られましたか、
それでは、余計に印象に残りますね。

その上、映画同様、
娘さんのためにフレンチトーストを作ってあげるとは、
その場面が目に浮かぶようです。

Reiさん、

一度に二度美味しいですね。
昔は固い椅子で環境は悪かったが、
映画を観たという気分は良かったです。

今は、映画館の環境も良くなりましたが、
連続して二本を見る気力はありませんね。
昔は、三本立て、四本立て、究極のオールナイトで
六本を観たのですが。

2016/05/26 08:21:44

何度も観ました

Reiさん

この映画、ずいぶん前に観ましたが、当時の映画館は入れ替え制ではなかったので、続けて二度観ました。
今では考えられないことですね(^_^;)

2016/05/25 17:42:32

配役が良かったですね

シシーマニアさん

35年前、乳幼児二人を連れて米国へ転居する、飛行機の中で見ました。
あれで、フレンチトーストの作り方を覚えました。
アメリカ在住中には、映画を思い出しながら、キッチンの調理台の上に幼い娘を座らせて、フレンチトーストを作ったのが懐かしく思い出されます。

2016/05/25 15:06:15

昔、泣きました

さん

この映画はよかったです。
随分昔に観たのに、フレンチトーストの場面も、しっかり覚えています。
最後は、涙が止まらなくて、劇場の灯りがついて困りました。

2016/05/25 08:36:02

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