退職 | ナビトモブログ「トラのミステリな日常」の記事

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退職　

2016年04月25日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

私が退職したあとのポジションを受け継いでくれた後輩が、定年退職を迎えることになったので、そのお祝いをしてあげることにしました。
今年度から、その同じポジションを受け持つ若手（と言っても55歳）も加え三人で、私がよく行くステーキハウスにご招待･･･と言う次第です。

私の家の近くの駅に集合し、私の車に同乗してもらい、お店まで行きました。
駅で二人を出迎えると、
「トラさんのスーツ姿も久しぶりですね」
「全然変わっていないじゃないですか？一時太ったと聞いたのですが･･･」
そういえば、私が参加したナビの大阪オフ会の頃は、ちょっとふっくらしていましたが、ほとんど元に戻りました。

「VOLVO、かっこいいですね」と、うれしいお世辞を言ってくれます。
「いくらしたんですか？」
大阪人は、値段のことを聞くのに、遠慮はありません。私もごまかさずに、正直に答えます。

「ところで、そのスーツはどうされたんですか？」
昨日の競馬に行った時に着て行ったスーツです。馬主席ではスーツとネクタイと革靴が必須アイテムだと言うと
「競馬ですか･･･。それで、いくら負けたのですか？」
「無料駐車場があるのを知らないで、有料駐車場に止めてしまったので、その代金1500円の負け･･･。」
「やっぱり、馬券は買わなかったのですね（笑）」
私をよく知っている後輩たちです。

でも、今回、競馬に誘っていただけなければ、馬主席なんて一生足を踏み入れなかった場所なので、そういう意味でも感謝しています。社会勉強になりました。

「退職して、少したったけどどんな感じ？」と私が聞くと、
「給料日に給料が振り込まれなくなるんですよね。何か不安です」
「私の無収入だった8年間の不安な気持ちがわかるでしょ？」
「8年間も無収入生活するって、どれだけ貯金があったのですか？」
「貯金はほとんど無かったので、私の退職金が、ほぼ無くなった･･･。年金が支給されて、ホッとしたよ」

私の場合、早期退職だったので、年金額は少ないですが、それでも偶数月には必ずいくらかが振り込まれるって言うのは、安心感があります。
私と配偶者の二人分の年金を、全部使い切るまで貯金を下ろさなくても良いというのは、気分が良いです。

「年金が支給されるまで、何かバイトでもするか、私のように、爪に火をともすような生活をするかのどちらかやね。」
「え～、トラさんの爪って、めちゃくちゃ大きな爪だったんですね？（笑）」