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レヴェナント:蘇えりし者 

2016年04月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の
「レヴェナント:蘇えりし者/The Revenant」
原作はマイケル・パンクの小説
「蘇った亡霊:ある復讐の物語/
(The Revenant: A Novel of Revenge)」。
アメリカの西部開拓時代を生きた実在の
ヒュー・グラスの過酷なサバイバルの物語を映画化。

キャッチコピーは
”愛は死んだ。憎しみだけが生きている”
”復讐の先に、何があるのか”。

次から次へと襲いかかるアクシデントに
私は目を見開き、息をするのを忘れて見入りました。
アクションゲームのようでありながら、
環境保護にも触れながら、人間と自然の関わり合いを
随所に盛り込んだ素晴らしい映画でした。

見所をあげると、まず、冒頭から、
1823年、西部開拓時代のアメリカ北西部。
極寒の荒野の中、狩猟をして毛皮を集める
狩猟隊は突然、インディアンに襲われる。

狩猟隊ガイドの
ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は
原住民の妻との間にできた息子、
ホーク(フォレスト・グッドラック)と共に、
命からがら船に逃げ込み、川を下る。

グラスは船だと襲われる危険があるため、
船を捨て山越えを隊長に提案して、
狩猟隊は山へ向かい、森で野営する。

見どころの2番目では、
翌朝、偵察に出たグラスは子連れの熊に襲われ、
瀕死の重傷を負う。
(熊との格闘シーンは迫力ありました。グリーズの
吐く息でレンズが曇るシーンには度肝を抜かれました)。

見どころの3番目は、隊長の
アンドリュー・ヘンリー(ドーナル・グリーソン)は
彼を見捨てることなく、担架に乗せ、瀕死のグラスを運ぶが、
山越えは不可能と判断。
死ぬまで見届け埋葬する者を募ると、ホークと
ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に
若いジム・ブリッジャー(ウィル・ポールター)が
残ることになった。

フィッツジェラルドは
”どうせ死ぬ。早く楽にしてやろう”と
グラスを殺そうとする。
それを見た、ホークは”父さんに何をする”と
必死に止めるが、ホークを殺し、
戻って来たジムに原住民がいると騙して、
グラスを穴の中に放り入れて去って行く。

ホークが殺されるのを見ながら、動けないグラスは
”息子は俺の全てだったのに、奴はそれを奪った。
死など恐れない、俺の愛はもう死んだから”と、
埋められた満身創痍の身体を必死に動かし穴から
這い上がり、死から蘇る。

彼はフィッツジェラルドに復讐を果たすため、
不自由な身体を鞭打って、厳しい冬の寒さに耐え、
インディアンの追跡を振り切り、
約300キロにわたる過酷な旅に出る……。

後は、見てのお楽しみ!

身体を張った迫真の演技でディカプリオが
主演男優賞を受賞。
イニャリトゥ監督が監督賞。
エマニュエル・ルベツキ撮影監督が撮影賞を受賞。
音楽の坂本龍一が受賞できなかったのは残念。

アクションはもさることながら、ディカプリオさんが
インタビューで言ってますね。
”照明なしですべてを自然光で撮ることも
チャレンジだった。
1日6〜8時間リハーサルを行って、
『マジックアワー』と呼ばれる、わずか1時間半の
間だけ撮影を行うんだ。
まるで舞台劇をやっているようで、
アドレナリンが噴き出たよ。
だからこそ、こんな作品ができた”と。

そうなんだ〜、だから、
林立する木々を下から上へとの
カメラアングル、微光の中の雄大な風景と、
自然の強烈な存在感。
暗闇の中、たき火の赤い炎のから立ち上る火の粉に
クローズアップされた顔との対比の映像は
素晴らしいです。
又、その背景に流れる、坂本龍一の音楽との
一体感には見る者に感動を与えますね。

時間があれば、ぜひお出かけ下さい。



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演技を越えた演技

yinanさん

SOYOKAZEさん、今晩は〜!

グリズリーに襲われ、喉をえぐられて生きているのも
不思議でしたが、まぁ〜、そこは映画ですから。
熊も日本だと着ぐるみになるのに、
本物を使っていますね。迫力が全然違います。

撮影は極地で行われ、凍った川に入ったり、
実際に生肉や生魚を食い、
動物の死体(防寒のため、馬のはらわたを抜き取り、
裸になり、その中に潜り込み眠る)など
過酷な撮影を体当たりで演技したディカプリオの
主演男優賞受賞は当然でしょう。

2016/04/25 18:23:27

予告を見ました

さん

満身創痍で穴に放り込まれるシーンでしたが、あれがディカプリオだと、最初は気づきませんでした。
「なんと残酷な!」と身震いしたものです。
熊は怖かったですねぇ!
本物?
見る価値がありそうな映画ですね。

2016/04/25 09:29:49

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