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般若苑のブログ

こけし 

2016年04月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

三月に京都で開催されたコトコトこけし博  たくさんの中から 選んだこけしは    相性ピッタリの 恋人のようです  どんなタイプが お好みですか ?  スレンダー美人が お好きですか ?   それとも グラマーな女性? 快活な子  楚々とした感じ   のんびり屋さん   みんな、かわいいなあ 柳田國男の『日本の昔話』で語られているある男性の場合、 好みの女性のタイプがはっきりしています  「ちょっとも飯は食わず 茶も飲まんで 「 ようはたらく かかが  もらいてえもんだ」 ある日、男が仕事を終え 山を下りると 美しい娘が現れました「おれは、飯は食わん女だ。 茶も飲まんで ようはたらくから おまえの嫁にしてくれんか」  いっしょに暮らすと、 女は食べずに よく働きましたが、 なぜか、米俵がどんどん減っていきます 男は、「仕事に行く」と言って、こっそり家の天井から覗いていました 「やれやれ、けちな野郎が出て行った どれ飯炊いて食うか」 女は、にぎり飯をたくさん作り、 頭のてっぺんに開いた口から、どんどん食べました 外から帰ったふりをして、男は言いました「 また一人暮らしがしたくなったから、 すまんが、 別れてくれ」                               「 おまえ、 つらが真っ青だな。 さては、 おれの食うとこ 見たな 見たからには、ただではおかんぞ !!  『食わず女房』 柳田國男『日本の昔話』  稲田和子『日本の昔話』 所収より 柳田國男がこよなく愛した山の民の文化 こけしも、東北の山々で、生まれました ← こけしの原初的なかたちのひとつとされる    キナキナ坊  ろくろ線で美しいストライプが 描かれています ↓ こちらは、美人で名高い 秋田出身のこけしさんたち  山の女性には、  はかりしれない魅力があるようです  山姥山姫は、 里に住む人々が、 もと若干の尊敬を以て 付与したる美称であって、    あるいは、さう呼ばれてもよい不思議なる女性が、 曾て諸処の深山にいたことだけは、略々疑を容れざる日本の現実であった 柳田國男  『山の人生』より   しゃべらなくても、 雄弁に物語るこけしたちは、 「平地人を戦慄」(遠野物語)させています  コトコトこけし博の写真は、しろちゃんから送っていただきました。 (撮影は旦那様です) しろちゃんご夫妻のコレクションのこけしさんたちにも、 数多く 登場していただきました  上記の本以外に、  『いとしのこけし』(冬川智子著)  『こけし作り 木地師の謎』(佐治芳彦著)  を参考にしました   

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