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映画が一番!

壬生義士伝 

2016年04月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

熊本県で14日21:20分ごろ、震度7の地震とのニュース。
状況が分かるにつれて、被害が大きいのに驚いています。
会員の皆様方に被害がないようにお祈りしています。

今日の映画紹介は「壬生義士伝」。
BSフジで2016年4月16日(土)16:00〜放送。
2003年1月に観た時の感想文です。
以前、紹介しているので再掲です。

原作は浅田次郎の初の時代小説。
監督は「おくりびと」の滝田洋二郎。

キャッチコピーは
”愛する者のために涙を切り、人を斬る”。

冒頭のシーンは東京市、明治三十二年の冬。
満州への引っ越し準備をしている大野医院の
大野千秋(村田雄浩)のところへ病気の孫を
連れてやってきた老人・斎藤一(佐藤浩市)は、
偶然にかつて新選組で一緒に戦った
隊士・吉村貫一郎(中井貴一)の写真を見つける。

斎藤は町医者の大野に問わず語り、
昔を思い出しながら話す物語から場面は一転して、
京都の新選組へ。

幕末の京都・壬生の新撰組に一人の浪人が入隊してきた。
その男は盛岡の南部藩出身の吉村貫一郎と名乗る
はみすぼらしい身なりの田舎侍だったが、
これまでに何人もの人を斬り殺してきた剣の達人だった。

しかし、他の隊士たちと違って、彼は死ぬことを避け、
お金に執着する貫一郎だった。
全ては、故郷で貧困に喘ぐ家族のため。
脱藩までして新選組に入隊した彼には、金を稼ぎ、
愛する家族のために生き残る必要があったのだ。

そんな貫一郎に、近藤勇も一目置く斎藤一は
嫌悪を感じて、辻斬りで彼を殺そうとするが…。

見どころはネタばらしになるが、
ラストの切腹を覚悟する場面ですね。
かつての親友であり今は南部藩の重役である
大野次郎右衛門(三宅裕司)は
吉村に断腸の思いで切腹を命じる。

満身創痍の吉村が自問自答しながら、
家族に対し先に死んでいく許しを請う一人芝居は
中井貴一の最高の演技でした。

新選組で名の知られた隊員でなく、名も無い一人の田舎侍に
スポットライトをあてて、家族のために、サムライとして
その義に生きる愚直なまでなその生き様を描いた映画。



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おはようございます!

yinanさん

SOYOKAZEさん、

吉村貫一郎は切腹しなくても、
生き残れるチャンスがあったのに、
武士としての矜持を選びました。

家族のために金を稼ぎながら、
南部藩士としての誇りを失わない生き方が
日本人の私たちに共感をもたらすのでしょうね。

かおちんさん、

吉村貫一郎が満身創痍で、
おにぎりを食べるシーンには泣けました。

愚直な人生だった吉村の生き様でしたが、
自分の信念を貫き通したことで、
悲しいラストシーンに、彼の誇りを見て、
私は、何となく良かったと思ったことでした。

2016/04/17 09:28:10

邦画で

かおちんさん

これほど泣けた映画はありません。
何度観ても泣けました。
中井貴一、佐藤浩市、
お二人の演技の素晴らしかったこと。。。

2016/04/15 15:31:46

切り口が面白いですね

さん

内容は、悲惨ですが、数ある新選組の話とは、全く違った切り口に惹かれます。
中井貴一さんは、年々味わい深く、上手い役者になりましたね。
録画しようと思います。

熊本の地震、昨夜東京も結構揺れましたが、関係ないですよね。
Rさんが帰省していらっしゃるので心配です。

2016/04/15 08:37:08

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