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釣り師カッチャン

23冊読破です! 

2016年04月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

旅行で少し遠ざかりましたが時差ボケを読書でも回復。23冊目の今回は  米沢穂信  さんの  「王とサーカス」 です。内容・・・・・・・ 2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり……。「この男は、わたしのために殺されたのか? あるいは――」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?・・・・・・・・・・・・・・ まず文章が滑かで読みやすい。さすがの表現でじっくり読書ができた。読んでいる自分まで海外旅行をしているような気分にさせてくれる導入から、どんどん不穏な展開を見せていく中盤、深い余韻が残るラストまで、文句のつけようがない傑作。特に軍人との会話のシーンが素晴らしくて、『王とサーカス』というタイトルにも込められているメッセージ性が深く心に刻まれる。ミステリーとしての面白さももちろんだけれど、小説として、いいものを読んだ、という感じでした。

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