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昭和2年生まれの航海日誌

 荷車押して憲法九条を守る 

2011年01月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昭和17年の秋、大八車に米3俵を載せ、
    父が曳き、その後押しをした。
    ゴロゴロと音を立てながら土路を通り米の
    集積倉へ運んで行った。

     2キロばかりの所である。
    着くなり、父は手拭いで汗を拭きながら、
    「車引きはえらいなぁ」と云うた。
    「何より車力と言いますから」と傍の人が
    申し合わせたように答えた。

     帰りは「乗れよ」と言ってくれたので、
    荷台の隙間から足を垂らして腰かけた。

     父は車曳きをしたのは、どうやら今日が
    はじめてのようだった。

     前年までは地主で居られたものが、働き
    手が応召していったため、必然的に自作を
    しなければならなくなった。

     リヤカーはタイヤ、チューブがなく、油も
    なくなりかけていたから、昔の荷車を使い
    始めていたのだ。

     画期的な物流の社会はあれから70年の
    歳月が経っている。

     これから半世紀先はどうなるのだろう。
    日本は残っているか。





      

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