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たかが一人、されど一人
日本人が書けないスパイ小説
2016年03月24日
テーマ:テーマ無し
昨日防大卒業式について書いたので序に書いておきたい。近年世界中から連日のようにきな臭いニュースが飛び込んでくる。なんで外国ではこんな血なまぐさい紛争が起きるのか、正直言って理解できない。我が国には尖閣列島等若干の国境紛争地域の問題があるにしても、日本は戦争の危険からは程遠い国だと思う。かと言っても、地球の裏側の事件が日本には全く無関係ということにもならないのも事実だろう。ましてや昨今、隣国北朝鮮の若殿が嘗ての日本よろしく、貧しい国民を傍目に軍事の増強にご熱心で、世界中の神経をイライラさせている。従って、名称や外国軍隊との関わりはどうであれ、軍事組織を保持することの必要性は認めないわけにいかない。むしろ思うのはその組織(自衛隊)が保有する機能の問題についてだ。平和ボケを象徴する世代でもあるので軍事に関する知識は皆無に等しいが、子供の頃から軍事小説やスパイ小説が大好きだったので、そこで培われた知識から生まれた空想で今日は書いている。一寸脇道にそれるが、小学生から中学生時代の愛読書に山中峰太郎氏の作品がある。戦時中の少年少女向け戦争小説の第1人者で、古い少年倶楽部に連載小説が掲載されていたことから知って、当時貸し本屋にあった単行本は全て読んだ。ここから始まり、セミクラシックとしては「007」や「寒い国から帰ってきたスパイ」とか「針の目」等々この手の小説はだいぶ読み漁ったものだ。終戦前の日本版戦争小説はこれら欧州のセミクラシックと比較して決して見劣りせず、ただ勇ましいだけでなく、アジアに覇を唱える(或いは共同体を建設する)国家思想に基づく軍事戦略が語られ、別して諜報戦略の重要性がテーマになっていたように思う。ところが、近年日本版スパイ小説なんぞ皆無に等しいようだ。安全保障やインテリジェンス分野が売りの麻生幾氏とか元傭兵の作家さんとか元NHKアメリカ総局長手嶋龍一氏とか、何人かの作品を読んだこともあるが、とても昔読んだ小説の血沸き肉躍る迫力には欠けている。それは致し方あるまい。所詮日本の防衛省や外務省にはそのモデルとなるべき戦略もなければ、情報収集の手段も持たない現実があるからだろう。ジャーナリストより少しましなのが、精々元外務省官僚でロシア語遣いの佐藤優氏程度のところだろう。残念ながら彼とて軍事知識が乏しいので、書いたものに迫力不足は否めない。やはり高等軍事教育の中に諜報員専門のコースがきちんと設定され、そこを出たエリートが世界に散らばって情報を収集、分析することから始めないと、スパイ小説はもちろん、日本の独立なんかとても覚束ないだろう。日米関係を大切にすることと、日本独自の情報収集能力を高めることは、何も矛盾するものではあるまい。現代のように軍事情報のすべてをアメリカに依存していたのでは、与えられた装備の劣悪さにも気づくことなく、予算的には立派な軍事大国化してるにも拘らず、自衛隊が玩具の軍隊になりかねない。別に褒めるつもりはないが、軍事的見地からに限れば、北朝鮮の若殿の方が、核やミサイル、はたまたサイバーなどの科学分野に力を入れているし、スパイ活動は昔から折り紙付きであることを思うと、余程戦略的に国家運営をしているように見えなくもない。
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