メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

じいやんの日記

主治医・かかりつけ医 

2016年03月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:うんちく

2年に1回、診療報酬が変わります。
2016年度の診療報酬改定は、外来の機能分化・連携、地域包括ケアシステムの構築などを目指して、「かかりつけ機能の強化」がポイントです。
米国のホームドクター制と同じようなものです。
どうして強化されるの
高度な医療技術を必要とするとか、入院を必要とする重症者の治療は大病院が行い、外来で対応できる軽症者の治療は中小病院や診療所が行うようになるということです。
簡単にいうと風邪程度では大病院にはいかない。
この仕組みを推進するために、2016年度の診療報酬改定では、紹介状を持たずに大病院を受診した患者から大病院が定額負担金を徴収するルールが導入されました。(初診料等の診察費を高く取る)

患者が病院と診療所をうまく使い分ける。
入院治療を必要とする重症の場合は大病院へ行く、外来治療で対応できる軽症の場合は、中小病院や診療所へ行く。
日常的にかかりやすい中小病院や診療所を自分の「主治医・かかりつけ医」とする。
特徴としては「認知症の人と3歳未満の子どもは、主治医やかかりつけ医のサポートが手厚くする。
簡単に言うと、認知症の人や3歳未満の子どもの主治医やかかりつけ医となると、病気の治療だけでなく、療養上の相談や健康上のアドバイスを行い、電話などの問い合わせにも常時対応する医師を増やす目的です。


じつは、こういった主治医機能を強化する施策は、前回(2014年度)の診療報酬改定のときから始まっていますが、一般の方はなかなか理解しがたいし、近くの病院や診療所もうまく制度が運用されていません。
このブログだけでは分かりにくいので、高齢者や乳幼児が家族におられたら、ぜひ、地域包括支援センターもしくはケアマネジャーに問い合わせてみてください。

ちなみに今回の改定では、歯科や保険薬局にもかかりつけ機能が新たに導入されました。

セカンドオピニオンも含めて、医療は先生(ドクター)にお任せの時代から、患者が自ら行動する時代になりました。
是非、賢い患者になりましょう!



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

主治医

さん

いまは大病院も紹介状がなければ初診もままならぬようです。
定期的通院の人が医院にかかると大病院よりも通院回数が増え
医療費がかさむと思います。
良いのか、悪いのか、判断に迷うところです。

2016/03/19 13:29:31

PR







上部へ