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たかが一人、されど一人
見えないことは信じ難い
2016年03月11日
テーマ:テーマ無し
自分が経験しないことでも、読書やテレビなどのメディアを見聞することで、ある程度実感に近い感覚で記憶の中に埋め込むことは可能だ。しかし見たことも聞いたことも無いことについて信じるのはなかなか難しいことだ。今日は東北大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故から5年目に当たる。様々な思いが浮かび上がるなかで、やはり一番強烈なことは「津波」の恐ろしさを映像で見せつけられたことだろう。山国育ちだったことも少しは関係あるかもしれぬが、それまで脳裏に何も無かっただけに、初めて目にした「津波」には言葉を失う思いがあった。被災して亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、今なお復旧の半ばにある多くの方に心からお見舞いを申し上げたい。更に福一の原発事故も同じことだ。水素が爆発するなんてことは学校で習ったかもしれぬが、これまた全く想像を絶することでもあった。どちらも何十年或いは何百年に一度のことかだろうが、たまたま生きている間に実感に近い感覚で遭遇したとも言える。特に後段で述べた原発事故に関してであるが、311以前と以後で大きく認識が変わった。と言うのは311の事故報道に接するまで、日本では原発事故なんか起きる筈がないと固く信じていたのである。特に現役時代の後半、正確には47歳から55歳までの8年間であるが、原子力発電の広報(何故かPRと言わずPAと称していた)に深く関わっていたからである。注:PAとはパブリック・アクセプタンスの略この仕事は現在も進行している可能性があるので、嘗てそこに身を置いて結構なお鳥目を頂いた恩義を思うと、余り明らさまに書くのは気が引けるが、少し個人的な言い訳だけはしておきたい。如何に無知とは言え、それまでに旧ソ連のウクライナではチェルノブイリで大規模な事故が起きたことも、アメリカのスリーマイル島で起きた事故のこともある程度の知識は持っていた。しかし報道からの知識は外国からのニュースだけに印象としては極めて薄く、逆に周辺の権威ある人から「日本で事故は絶対に起きる筈がない」との確信に満ちた刷り込みにあって、それを簡単に信じ込んでしまったのである。でも今にして思うと、日本にも正確な知識を持った学者さん達がいたのも事実。亡くなった元日立製作所勤務だった高木仁三郎氏なんかが典型だろう。この人や著作まで出版して警鐘を鳴らし続けていた広瀬隆氏なんかも同じだが、こういった人は世の中をミスリードする悪い人だ思い込んでしまった訳である。まして、身を置いた世界が産官学ばかりかメディアまで包含すると巨大な世界である。責任を転嫁して思い込まされたとは言いたくないが、余りにも幼稚だった。さて、その世界を卒業して事故が発生した訳で、こちらの認識は180度転換した。国家的にも認識の転換を計る必要ありとの思いもあったのだろう。国会に事故調査委員会(国会以外にも2つの事故調が設置)が設置されて大掛かりな調査が行われた。今日この事故調の委員長を勤めた黒川氏のコメントを読んでびっくりしてしまった。以下に一部を引用させてもらう。以下引用「国会事故調は報告書の中で、規制当局に対する国会の監視、政府の危機管理体制の見直し、電気事業者の監視など「7つの提言」をした。調査結果から導き出された「7つの提言」は、本来、国会で充分に討議された上で、「実施計画」が策定され、その進捗状況は国民と共有されるべきものだ。ところが、事故から5年が経った今も、国会では「実施計画」の討議すら満足に行われていない。にもかかわらず、九州電力川内原子力発電所(鹿児島県)の再稼働、関西電力高浜原発(福井県)と四国電力伊方原発(愛媛県)の再稼働計画、安倍晋三首相が推進する原発の輸出などが進められている。日本は3・11以前の原発政策に戻りつつある。」実は為政者に対してもっと厳しいことが書かれているが、スペースの都合で割愛する。下に黒川氏の近著へのリンクを張っておく。
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