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中東は、まさに「応仁の乱?↑」 

2016年03月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



エジプト、サウジ、ロシアという不思議な三角関係が浮かび上がる

ロシアは、エジプトとシリアで敵対しながら、制裁で浮いた仏艦2隻をエジプトに買わせた
OPECと協調減産の布石か?
FACTA3月号記事参考&引用(真相が記載されている雑誌で私の愛読書です)












中東は「応仁の乱?」(ネットより引用)

シリアを戦場とする「中東の大乱」
ロシアと米国は「アサド問題」を歩み寄り、関係十数力国の会合で停戦をめざしている
ロシア軍・イラン革命防衛隊・シリア政府軍は、サウジアラビアなどに支援される反政府派の拠点アレッポを包囲した
反政府派が「総崩れ」になる恐れもあり予断を許しません
「サウジ対イラン」「米国対ロシア」「トルコ対クルド」「IS対穏健派」などの利害が錯綜し「混乱」の象徴です

イランは包括的米国との核交渉で最終合意
国際的孤立から脱却する第一歩を踏み出した
オバマ米大統領は、この最終合意にロシアが果たした役割を高く評価した
イランは、国内に貯蔵したほぼ全量の11トンの低濃縮ウランをロシアに移送している

5年近く続くシリア内戦
アサド政権をイランとともに支援するロシアは、アサド政権の要請で、本格的な軍事介入に踏み切った
イラン革命防衛隊もシリア政府軍とともに地上戦に参加、サウジなど湾岸諸国の支援を受けたスンニ派反政府勢力と戦っている
シリアをはじめ中東地域全体でのロシアとイランの蜜月関係が存在しています

サウジの若き新国王サルマン
プーチン大統領と会談し、原子力協力協定を含む多くの経済・技術協力に関する文書に調印している
シリア内戦をめぐるロシアとの利害対立にもかかわらず、サウジが対口経済・技術協力を続けていくとの意思表示です
サウジは、米国に大きく依存してきた従来の外交のあり方と一線を画す
オバマ政権がサウジの強い反対にもかかわらず、イランに一定のウラン濃縮能力を認める核合意締結を推進した
米国依存脱却を、サウジが模索する大きな要因になった

エジプト新政権支持で一致
アラブの春が波及してムバラク政権が倒れた事で、米国とサウジの問に亀裂が走った
サウジは、長年のパートナーだったムバラク政権を、米国があっさり見捨てたのを見て、一気に対米不信感を強めた
シシ将軍率いるエジプト軍がクーデターでモルシ政権を倒すと、サウジはシシ新政権への全面的な財政支援に乗り出した
エジプトヘの経済支援凍結を発表したオバマ中東外交とは別の道を歩みだした
ロシアもシシ政権誕生を支持した
プーチンは「アラブの春」による中東民主化に対し「外部勢力による体制転覆の企て」とみて反対する立場を取っている
その意味でシリアのアサド政権支持とエジプトのシシ政権支持に政策上の矛盾はない
エジプト、サウジ、ロシアという不思議な三角関係が浮かび上がる

3力国を緊密に結びつけているのが軍事技術協力である
シシ政権誕生後、ロシアの外相と国防相がカイロを訪問し、エジプトのロシア製兵器購入で基本合意した
このロシア製兵器購入を資金面でサポートしているのが、サウジを筆頭とする湾岸諸国です
ロシアは、エジプトが仏製ミストラル2隻を購入するという契約に深く関わったものだった

湾岸国マネーで兵器買わせる
エジプトがこのミストラル2隻をフランスから購入し、搭載するロシア製攻撃ヘリを購入することで事前合意がなされた
一連のデイールが成立すれば、資金面でエジプトを援助するのは、サウジを筆頭とする湾岸諸国となる
サウジが肩代わりしてエジプトに仏製ミストラルを買ってやる
経済制裁で油揚げをさらわれたロシアも攻撃ヘリが売れて潤うことになる

ロシアの「レアルーポリティーク」外交
プーチンーロシアが自国製兵器の売却という戦略ツールを駆使しながら、サウジとイランの間で等距離外交を展開
ロシアエネルギー相は、サウジへ産油各国による最大5%の協調減産を提案している
石油輸出国機構(OPEC)や他の産油国の閣僚級会合が開かれれば、ロシアも参加すると述べた
財政が厳しいロシアは、シリアヘの軍事介入を長引かせられない時間的制約もある
ロシアの中東積極関与が鍵を握っていることは確かだろう

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