メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

オデッセイ 

2016年02月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:SF・ファンタジー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は「聖バレンタインデー」。
チョコレートを貰った人も貰えなかった人も
あげた人も、甘いチョコレートを食べて、
それなりにお楽しみ下さい。

今日の映画紹介は上映中の「オデッセイ」。
原作はアンディ・ウィアーの
ベストセラー小説「火星の人 /The Martian」。

極限状態の中でも人間性を失わず、
地球帰還への希望をもって生き続ける
主人公マーク・ワトニーをマット・デイモンが演じ、
初タッグを組む監督は「エイリアン」、
「ブレードランナー」などの
SF映画の巨匠リドリー・スコット。

SF映画+サバイバル映画。
私が子供のころは、「ロビンソン・クルーソ」とか
「15少年漂流記」など、絶海の孤島がサバイバルの
舞台でしたが、今は地球から2億2530万kmの
彼方にある火星ですから、スケールが大きいですね。

それも、外気温は-55℃、酸素はほどんど無し、
水無し、通信手段無し、最大風速は400km、
食料は31日分、NASAが救助に来るまで4年間と
苛酷な条件の中で火星に取り残されたワトニーは
どう生き延びるのでしょうか?

キャッチコピーは
”70億人が彼の還りを待っている”。

人類3度目の火星探査で砂漠の鉱物資源調査中に
突然襲われた猛烈な砂嵐のため、
乗組員6名のクルーのうち、
マーク・ワトニー(マット・デイモン)は、
飛来して来た通信アンテナの破片と共に吹き飛ばされる。

砂嵐の中、必死の捜索を続ける指揮官の
メリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン)だったが、
ワトニーを発見できず、やむなく離陸を決断。

ワトニーは死亡と判断され、
NASAのサンダース長官(ジェフ・ダニエルズ)は
記者会見で彼の死亡を発表する。

しかし、ワトニーは腹部を負傷しながらも生きていた。 
辛うじて人口住居施設“ハブ”に帰還した彼は、
次の探査ミッションが来るまでの4年間、
生き抜くための手段を考えるのだった。

残された食料、機材から、生きるために
まず酸素や水を作り出さなければならないと、
ワトニーは持っている知識、技術を総動員して
持ち前のポジティブ思考で生き延びる。

NASAが実用化している
「居住設備」、「農場」、「水再生システム」、
「酸素供給設備」、「火星用宇宙服」、「ローバー」、
「イオン推進装置」、「太陽光発電パネル」などの
設備や装備、技術を見事に再現しているので
内容のリアリティは申し分ないですね。

CGの技術の進歩もすばらしく、
今迄は画面を暗くして動きをちょっと
誤魔化しているなぁと感じたこともありますが、
本作では画面も明るく、
宇宙空間に浮かぶ宇宙船「オリオン」は優雅で
無重力で動き回るクルーの動きはスムーズで
その躍動感は文章では言い表せないくらい素晴らしかった。
さすが、3D映像です。

もう一つ関心があったのは火星の重力の表現。
火星の重力は地球の重力の40%ですから、
この重力を映画では、ワトニーが宇宙服の重みで
40%の重力は相殺されるという設定にして、
宇宙服を着ている時は普通の動きで演技が
出来るということでした。
ちゃ〜んと、理屈付けが出来ているのには感心しました。

単にサバイバルにせず、彼の救出のため
彼を火星に置き去りにしてしまった事を悔やむ
宇宙船のクルーとミッションをバックアップする
人々の葛藤や友情を描いているのでストーリーを
より面白くしていますね。

中国が秘密にしていた技術を提供して救出に
手を貸すところは現在の中国の潜在力を
意識してのことでしょう。

邦題の「オデッセイ」タイトルもいいですね。
原題の「The Martian/火星人」よりも、
ホーマー の叙事詩同様の”長い旅”のイメージが
伝わってきます。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

Thank you verry much for the chocolate

yinanさん

良香さん、おはようございます!

チョコレートをありがとうございます。
エアチョコレートを美味しくいただきました。

食べても食べても、なくならないし、
カロリーも気にしなくていいですから
腹一杯いただきました。

2016/02/15 08:29:40

Happy Valentine's Day.

良香さん

 yinanさん こんにちは!
日頃の感謝を込めて、チョコお贈りしました。
お受け取り頂けましたら嬉しいです。
甘〜いチョコで、疲労回復、ストレス解消なさり
益々お気張りやす!何故か関西弁です(w)
映画に関係なくてごめんなさいm(_ _*)m

2016/02/14 14:27:14

PR







上部へ