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昭和2年生まれの航海日誌

"凄い” とよく言うNHK 

2011年01月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



               (白木蓮)

    正月を忙しく過ごした連中が松の内を
   過ごしてから、マージャン卓を囲んだ。

    勝負が長丁場にさしかかったとき、「ワシ
   は料理を出したとき凄いと言われると、うんざり
   してしまう」と言う。旅館の調理長であった。

    読みとパイの捌きで、同調する者も異論を
   唱える者もいなかった。

    「洒落た奴だなあ」と思った。
    凄い、という言葉に関心を寄せ始めたのは
   このときからだった。

    先日、 NHK 「最後の楽園」ではナビゲタ―
   の凄いの連発には閉口させられた。私一人
   ではあるまい。

    ナビゲタ―は現状に居るから、動物が唸り声を
   あげてけん制し、いまにも攻撃してくる状況が
   判り、怖くて凄さを感じるが、視聴者は説明がない
   ので、臨場感も持てないし、想像だけしかできない。

    元旦のスポーツ欄は凄いの氾濫。
    「すごく薄ぺらだけど」NHKもあった。

     遠藤 周作  「対談の達人」を開くと、
     北 杜夫
     山本 健吉
     河合 隼雄
     楠田 枝里子
      等の対話の中には 凄い、と言う言葉は
     見当たらなかった。

      話す言葉と書く言葉は差があっても餅は
     餅やではなかろうか。

      程度のはなはだしいことを凄い、というのが
     近代的用法だというのもある。

      金髪、茶髪の流行語も広辞苑に載った
     時代である。

      しかし、゛凄い”の適切の用法、品のある
     使い方はあるはずである。
      心掛けてみよう。
     

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