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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 

2015年12月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドキュメンタリー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」。
BSプレミアムで2015年12月22日(火)21:00〜放送。
2012年3月に見た時の感想文です。

キャッチコピーは
”世界を変えたのは、
 妻であり、母であり、ひとりの女性だった”。

男勝りの決断力とリーダーシップで“鉄の女”の
異名をとった英国初の女性首相になった
マーガレット・サッチャーの人生と知られざる素顔を
家族との関わりを軸に描き出していく。

孤独な晩年を送る86歳のマーガレット・サッチャー。
すでに他界した夫デニスを今でも
生きているかのように思って、暮らしていた。
そうです、彼女は認知症を患っていたのですね。
ふと、正気に返った彼女が
自らの人生を振り返ることから映画は始まります。

雑貨商の家に生まれたマーガレットは
市長も務めた父の影響で政治家を志すが、
初めての下院議員選挙に落選してしまう。
失望する彼女に心優しい事業家デニス・サッチャー
(ジム・ブロードベント/青年時代はハリー・ロイド)が
優しく励まし2人は結婚する。

子どもにも恵まれ、幸せな家庭を築くが、
政治への意欲を失わないマーガレットは、
ついに下院議員への当選を果たす。

男たちの世界に飛び込んだマーガレットは、
様々な困難に強靱な意志で立ち向かい、
マーガレットは1975年に50歳で保守党党首に選出され、
79年にはイギリス初の女性首相となった。

彼女の強力なリーダーシップは
愛する夫や子供たちとの時間を
犠牲にして孤独な闘いを続け、落ち目の英国を再建する。
サッチャー役のメリル・ストリープが
迫真の演技で認知症を演じていますね。
勿論、首相時代の彼女も本物そっくりです。
さすがアカデミー賞女優です。

特にアルゼンチンとのフォークランド紛争の時に
決断を下す彼女は迫力ありますね。
”フォークランド諸島は英国領よ。”
”今すぐ、ご決断を。”
”戦争の経験もないのに?”。
”お言葉ですが、戦わなかった日など、一日もないわ”と。

サッチャーの強烈な政治家魂が
日本の政治家にもあったら、
日本も少しは良くなるのではと思ったことでした。
組織も国もリーダー次第ですから。

監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。



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おはようございます!

yinanさん

SOYOKAZEさん、
サッチャー首相は女性として男性とは違う観点から
国を変えるため男社内の中で頑張って、
「鉄の女」と呼ばれるようになりますが、
首相としての重責を追いながら、その上、
女性として妻や母として仕事があるのですから
孤独と苦悩があるのは当然です。
普通の人の倍の人生を生きていますね。

秋桜さん、
そうです、夫のデニスが彼女を支えていますね。
認知症になっても、死んだ彼が現れてサポートします。

我々も齢を重ねると、認知症になる可能性を
恐れ乍ら生きています。
が、私など、自分の人生そのものが
認知症みたいな人生だと達観して生きているので、
怖いけど怖くない?

2015/12/22 07:51:45

かっこ良かった!

秋桜さん

劇場で観ましたが
陰で何かにつけ夫に
支えられていましたね。

あれだけの政治家、日本にも欲しいです。
私利私欲のみ。

認知症を患ってから
スーパーに買い物にいって
店員におつりをごまかされるなどは
胸が締め付けられました。

2015/12/21 22:26:46

強い意思

さん

揺るぎない意思を持った首相が、わが国には曽てはいましたが、今はとんとご無沙汰です。
サッチャー首相は、決断力があり、時に非情とさえ感じる方でした。
そうですか、晩年は認知症を患われたのですね。
でも、精一杯生き抜いた、一人の女性として拍手します。

2015/12/21 08:58:33

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