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桜田門外ノ変 

2015年12月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「桜田門外ノ変」。
BS-TBSで2015年12月8日(火)21:00〜放送。
2010年10月に観た時の感想文です。

原作は吉村昭の歴史小説。
開国か攘夷かに揺れ動く激動の時代。
井伊直弼が暗殺された桜田門外の変と
その前後の顛末を、襲撃を指揮した
水戸藩士・関鉄之介の視点から描く幕末時代劇。

キャッチコピーは
”幕末リアリズム。日本の未来を変えた、史上最大の事件”。

安政7年(1860年)2月18日。
水戸藩士・関鉄之介(大沢たかお) は
妻ふさ(長谷川京子)と息子の誠一郎(加藤清史郎)に
別れを告げ、江戸へ向かう。
それは、それまでの穏やかな暮らしを捨てて、
幕府の大老・井伊直弼(伊武雅刀)を討つためだった。

鉄之介は金子孫二郎(柄本明)、高橋多一郎(生瀬勝久)ら
水戸藩を脱藩した17名と、
薩摩藩士・有村次左衛門(坂東巳之助)を加えた
18名を実行部隊として、3月3日に襲撃を決定。

鉄之助は水戸藩尊王攘夷派の金子孫二郎(柄本明)から、
実行部隊の指揮を執るよう要請される。

桜田門で、実行部隊は行列に襲いかかり、
有村次左衛門が井伊の首を刎ねたが、
襲撃隊は稲田重蔵(田中要次)が死に、
4人が自刃、8人が自首する結果となった。

その成功を見届けた鉄之介は、京都へと向う。
井伊の暗殺と同時に薩摩藩が京都を制圧して
朝廷を幕府から守る計画だったが、薩摩藩が翻意した為、
鉄之助は幕府側からは勿論、
かつての 同胞・水戸藩士からも追われる立場となる。

鉄之助がここに至るまでには、時代背景があります。
1853年(嘉永6年)に
東インド艦隊司令官ペリー率いる
「黒船」が浦賀に来航し、鎖国政策を続けていた
江戸幕府に開国の要求を突きつけたこと。

このペリーの開国要求に対して、
開国派の大老・井伊直弼(伊武雅刀)の一派と
尊王攘夷を唱える
水戸藩主・徳川斉昭(北大路欣也)一派との
激しい権力闘争がこの
『桜田門外ノ変』となっていきます。

本作を見て、思った事は
何か改革を起こすのは鉄之助のような
下級武士とか一般庶民で、
組織内の幹部から改革は起こらないということです。

翻って、現在に当てはめても、役人、官僚から
現状打破の改革は起こらないようです。
それはそうでしょう。
親方日の丸で何もしなくても、のうのうと生活出来れば、
私でも現状維持で満足しますからね。

テロを犯す連中も失う物がないから、平気で人を殺す。
事を起こすには、良くも悪くも不平不満が心の中に蓄積され、
この負の要因がエネルギーとなって人を動かすのでしょうか。



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血を流さずに変革を

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!
革命、改革とか大きく現状を変えるには
”話せばわかる”だけでは解決しないようです。

でも、ミャンマーの軍事政権が、
アウンサンスーチーさんに
話し合いで政権を禅譲するようですから、
ケースバイケースなのでしょうか。

2015/12/09 09:17:09

大きな歴史の渦の中で

さん

権力者の捨て駒になった人が、一体何人いたことか!
会津の人々もそうです。

殺生も、血を流すことさえ嫌いですが、フランス革命のように、民衆の怒りが結集しないと、世は変らないでしょう?

2015/12/08 08:53:36

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