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慶喜

国債をめぐる環境は変化 

2015年11月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



邦銀の「ドル資金調達」危うし

米利上げが年末と重なり、「上乗せ金利」出現
安全資産と見なされ、国債が、リスク資産の扱いを受けることになる
日銀は、国債リスクを鯨飲するが、鯨飲にも限度が有る
FACTA12月号参考&引用(内容充実しており、皆様にも購読お勧めします)








国債(ネットより引用)

国債を大量に保有する邦銀
金利上昇に伴う債券相場の下落は悪夢です
日本国債の利回りは「コンマいくつ」の低水準で推移している
油断大敵を絵に描いたように、国債をめぐる環境は変化しています

日本国債の格付けが1段階引き下げられた
国債の格下げに伴い、日本の銀行や生命保険会社の格付けも引き下げられた
しかし、日銀による年間80兆円の国債買日銀のおかげで、国債相場はピクリとも動かない
10年物国債の利回りは、0.3%台と空前の低水準
米国ではFRBによる利上げを織り込む形で、米国債の利回りはジリジリと上昇している

日米金利差が原因
外国為替市場では、円安気味となり、日本株にも買いが入っている
「ジャパンープレミアム」と、ここまでは、予定調和の世界です
金融関係者は、ドル資金の調達で生じている「ジャパンープレミアム(邦銀の調達金利上乗せ)」に危惧
ドルを欲しがる邦銀が割高な金利を払わなければ、資金を取れない。
リーマンーショツク後に経験した悪夢が、資金がジャブジャブの今、亡霊のように復活した

日米の金利差に邦銀の金利上乗せ分を加えると、
円を元手に3ヵ月物のドル資金を手当てするのに、1%近い金利が必要
年末をまたぐドル資金の需要が旺盛なためでもあるが、見逃せない内容です
7年ぶりの米国の政策転換が、年末の金融市場の混乱を招くことは想像に難くない

ドル資金の調達に苦しんでいるのは邦銀ばかりではない
邦銀や欧州銀は、企業からの預金獲得に走っており、米銀に比べて最大で2〜3倍の金利を提示している
日本の金融機関のドル資金調達コストが急上昇している
邦銀の最も弱い鎖である、外貨調達は危うさを増している

安全資産の国債が、今後リスク資産扱いとされる
「バーゼル銀行監督委員会」が「銀行勘定の金利リスク」の規制の見直し
国債の場合は、短期で売買すれば「トレーディング勘定」、満期まで保有すれば「銀行勘定」と扱いが異なる
金利が上昇(債券相場は下落)した場合、前者だと含み損が生じるが、後者の「銀行勘定」だと、リスクはゼロの扱いだった
新規制では、「銀行勘定」でもリスクを評価することを求めている
金利上昇に伴って資本が減少することは避けられず、それに備えて銀行は資本を積み増しが必要
日本など低金利国では1%の上昇を、国債の金利リスクとして盛り込むことになる
1%の金利上昇で邦銀が被る債券の評価損は、5,5兆円
邦銀は資本を増強するか、国債を売却するかの選択を迫られる

日本国債保有比率状況
国内銀行の国債保有額は、約127兆円(3メガバンクが77兆円、残りは地銀)
長引くデフレ不況で、国内に融資先がなく、銀行が国債の山を抱える結果となっている

国債の買い手は日銀
年間80兆円ペースで、日銀は国債を購入し、日銀の国債保有額は3割
国債保有規制で、銀行から中央銀行への国債の横流しだとしたら、結果国家資本主義では?
黒田日銀のバズーカ第三弾の余地はほとんど残っていない

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