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のびたの日記

認知症革命 最後までその人らしく 

2015年11月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



高齢者の5人に一人は 認知症になる
誰しもが なりたくは無いと思っていても いつか 発症する確率は高い
私たちの眼にする姿は 人間性の尊厳を失って 家族をも巻き込んでの辛く哀しい現実である
 
時には私も 忘れ物 忘れることが多くなってくると 心の内では そんな不安が無いとは言えない
ただ 介護施設に何年も通って 少しは何かの為にならないか 音楽療法にも僅かな期待を掛ける
認知症は発症したら改善は無く ただ介護施設などへの入所など 対処するばかりであった
 

 
しかし この見方考え方は 根本から変えなくてはならないことが 日曜日のNHKの番組で紹介された
ゲストには 若年性認知症と診断された41歳の男性も出演して 心の内を語っていた
認知症の症状は多様にあるが この中でも 徘徊 暴力などの例は多く見る
 
研究者によれば それは それなりの理由があると言う
重度の認知症の方は 物を語れず 食事も出来ず 全てが忘却の彼方かと見られていた
しかし 信頼関係を築き 対応の仕方で 心の内を手記の形で表わすことには驚きである
 
言葉も忘れ 話すこともおぼつかない認知症の方が 何かを書くなんて過去には無い
これを実現させ 当人たちは 時間を掛けて手記を書いている
そして驚くことは 人としての感情があり 怒りや 辛さ 苦しみを吐露しているのだ
 

 
何かを忘れる 何をしたか 自分でも理由が分からず忘れ 周りからは怒られる
ますます状態は悪化して 暴力や徘徊になることも報告された
この心情が分かり 家族も驚き 対応を変えることで 症状も改善されて行く
 
何もできないのが当たり前 こう思えば 本人も周りも気が軽くなる
失敗したっていいじゃないか 今まで出来ていた事が出来なくても良いじゃないか
こう思わせること あたたかく見守ることが大切なのだ
 

 
富士宮市の画期的な 市民全体の取り組みが紹介された あの富士宮焼きそばの地元である
自らが認知症と診断された男性が 最初は仕事も辞め 地域とも離れて行った
これではダメと役所に相談しに行ったら 介護施設の紹介がされたのみである
 
8年前の事だ 自身は自分で出来ないことのサポートを望み 何かの役に立ちたいと思っていた
しかし 役所では限度かある 積極的に市民に訴えを続け認知症の方や家族の支持を得て来た
重度の方でも 得意の分野 興味があることでは 意外性を発揮することがある
 

 
この市では 認知症と診断されても 一人暮らしをしている方が居る
積極的に寄りあいサロンに出かけ ボランティアの方たちと話す これが楽しいと言う
ソフトボール 卓球に興じたり 植木の手入れや花を楽しむ方も 皆さん認知症の方だ
 
徘徊になっても 市民みんなで見守り 誰かが助けて1時間もあれば家に帰ってくる
市民全体が認知症の方への思い遣りや理解をしているのだ
認知症サポーターの数も 最初は9人 数年で1万名を越える方現在居る
 

 
みんなで見守り みんなで励ます
認知症と診断されても 本人は生き生きと暮らしている
これこそ 最後まで その人らしく 生きることだ
 
 
 
     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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