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般若苑のブログ

ポストのそばに 

2015年11月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

家の近くのポスト来客に時々「なつかしい」と言われます ポストがあるのは、やさしいおばちゃんのお店の前 タバコ、パン、駄菓子、果物、回数券… もう50年近く、ポストは店に寄り添っています 友人のシロちゃんから送っていただいた写真にも円柱形のポストがありました(撮影は旦那様) このポストがあるのは、美しい洋風駅舎の前 浜寺公園駅(南海電鉄)1907年生まれです 設計は東京丸の内駅舎と同じく辰野金吾←「東京停車場之図」の切手 東京駅は、浜寺公園駅竣工の翌年1908年着工されました(完成は、1914年) 浜寺公園駅の 美しいラインの 玄関の柱は 鹿鳴館の二階ベランダ部分の柱と似ているそうです ハーフティンバーの美しい模様が特徴 この木造の貴婦人はなぜここにいらっしゃるのでしょうか? 浜寺公園は、昔から、風光明媚で有名な「高師の浜」←『百人一首』 「音にきく高師の浜の」の切手 残念ながら、埋め立てられ、今は見られません←切手によるイメージ図 (ただし、これは、広重の江戸百景シリーズです) 明治になってからは、高級リゾート地になりました 谷崎松子(潤一郎夫人)も少女時代の夏をここで過ごし、 水練場で、伝統的な泳法を学んだそうです「真黒になって、暗がりでは、顔がみえないと言われた」谷崎松子『蘆辺の夢』より また、ここは与謝野晶子にとっても鉄幹との思い出の場所  「松かげに またも相見る 君とわれ えにしの神を にくしとおぼすな」 『みだれ髪』より 大阪市内から海水浴客を運んだのはチンチン電車 現在の阪堺電車 浜寺公園駅のポストは、今も使われています 私が集めた切手の中にも円柱ポストがありました古い切手を見るのも楽しいですが、 ポストから届いたお便りを読み返すと、なにより暖かい気持ちになります

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