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2015年11月13日 外部ブログ記事
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 世界を覆す「縄文文化」山内丸山遺産

 10月、11月に放映されたNHKスペシャル アジアの巨大遺跡は素晴らしい番組でした。ご覧になった方も多いのではと思います。特に私は第三週、第四週の中国、と日本の山内丸山遺跡の意味するところに引かれました。
10/17日(土) 第一週 カンボジア アンコール遺跡群
10/18日(日) 第二週 ミャンマー バガン遺跡群
11/7日(土)  第三週 中国 始皇帝と兵馬傭
11/8日(日)  第四週 縄文 奇跡の大集落 

 とりわけ世界の常識を覆す縄文文化(メソポタミア文明、エジプト文明と同時期の5,500年も前に)10,000年を超える期間栄えた、持続可能な狩猟民族の定住生活を続けることの出来た縄文人と縄文文化、青森県山内丸山を中心とする巨大集落の発見には驚きを隠し得ません。

 1994年の六本柱の巨大物見やぐら、柱穴、大きな道路跡、300人以上入れる巨大集会所(32メートル×10メートル)の発見により、農耕民族ではなかった縄文人が狩猟をベースに定住生活を持続的に行い、高度な技術を持っていたことが判明しています。土器の発見では、魚介類、どんぐりなどを調理していたことも分かっています。土壌から発見されるDNA分析からは針葉樹林にブナ等の落葉樹を植樹し、定住のために必要なクリやドングリを計画的に植えたと考えられています。山内丸山周辺は人口数百人規模の集落に膨れたと考えられています。

 2013年Natureに発表された、英国の大学の研究では、14,000年前の縄文土器から脂質や、炭水化物の痕が検出され、植物をあく抜きや、食中毒から守るために煮炊きしていたことが判明しています。考古学研究が進むにつれ、私たちの祖先がこれからの文明にも欠かせない持続可能社会をこの大地に創造していたことが分かるです。一度是非、山内丸山遺跡を見学してみたいものです。日々是好日。

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