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映画が一番!

剱岳‥点の記録 

2015年09月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!
今日は「敬老の日」。
敬老される歳になり、微妙な心境です。
総務省の発表によると、65歳以上の高齢者は
前年比89万人増の3384万人で、
総人口に占める割合は26.7%となり、
80歳以上は1002万人で、ついに1000万人を超えた。
いよいよ老人大国ですね。
”う〜ん!我々もシニアパワーを発揮しなければ
この国の未来はない!”と思ったことでした。

今日の映画紹介は「剱岳‥点の記録」。
BSプレミアムで2015年9月21日(月)13:00〜放送。
2009年6月に見た時の感想文。
以前、紹介しているので再掲です。

原作は「八甲田山 死の彷徨」、「富士山頂」、
「武田信玄」等の作品がある新田次郎。

監督は「八甲田山」、「駅 STATION」、
「火宅の人」、「鉄道員(ぽっぽや)」などの
作品を撮り続けてきた名キャメラマン・木村大作。

彼が長年にわたって温めてきた企画を
初めての監督で完成させた作品。

何しろCGや空撮に頼らず、標高3000メートル超、
最低体感温度マイナス40℃の中で、
200日以上をかけて撮影しただけあって、
大自然の中の剱岳の厳しさ、美しさを見ると
その壮大さに感動しますね。

監督が「厳しさの中に美しさがある」との言葉に納得。
明治40年、日本地図最後の空白地点を目指した男達の記録。

陸軍陸地測量部の柴崎芳太郎(浅野忠信)は、
日本地図最後の空白地点を埋めるため、
”陸軍の威信にかけて、劔岳の初登頂と測量を果たせ”
という厳命を受ける。
またこの山は宗教上の理由から
“死の山”といわれる、禁断の秘境でもあった。

彼は先輩の古田盛作(役所広司)のアドバイスを受け、
案内人・宇治長次郎(香川照之)を
伴い調査の為に山に入ったが、
頂上へのルートを見つけることが出来ずに下山する。

一方、創立間もない日本山岳会の
小島烏水(仲村トオル)らも最新の登山道具を揃え、
劔岳山頂を目指していた。
果たして、柴崎たちは、無事劔岳に登頂し、
地図作りの任務を遂行することができるのか。

山の厳しさと山の男達の友情に感激して
ついつい涙腺が緩みました。

勿論、雪崩に滑落、ガレキの尾根歩き、
吹雪の中の行進、落石等、
見せ場は沢山あり。三角点の意味もよく解りました。

そうか〜、昔、私が剱岳の頂上に登れたのも先人が道を
作ってくれたからなのだ。
急峻な岩場に鎖があるだけで、安心して登れますからね。

そうそう、私が登った時にも雷鳥を見かけましたが、
この映画の中でも重要な役割を担っていました。

”日本の心がここにある”山好きな貴方は勿論、
足が弱くて”ハイキングも行けん!”と言う
貴方もこの映画を見れば、山に感動し、
何故、山に登るのか解りますよ。

おまけ:
点の記とは、三角点設定の記録で、
一等三角点の記、二等三角点の記、
三等三角点の記の三種類がある。



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雄大な景色

yinanさん

SOYOKAZEさん、今日は〜!

監督、撮影が木村大作ですから、
空撮やCに頼らず、立山連峰や剱岳で山小屋やテントに
泊まりこみなが自分の足と時間をかけて、
撮影されているので四季折々の山の表情や佇まいが
大変素晴らしいです。

ストーリもさることながら、雄大な山の景色だけでも
満足しますね。

2015/09/22 13:47:58

感動しました

さん

yinanさん おはようございます。

随分過酷なロケだったでしょうね。
あんな山に登れるのか?と思いました。
後に夫が登れたのも、先人のおかげです。
正確な地図を作るために、命がけですよね。
そのひたむきさと、案内役を、決してないがしろにしない態度に好感を持ちました。

2015/09/21 08:31:01

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