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上海大学シニア留学日記

こんな夜もある 

2015年09月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


今日、社長は私の日本人の部下を伴いヨーロッパに飛び立って行った。先週の金曜日に帰国し、翌日はアフリカの外交官たちのゴルフコンペに参加し、日曜日は地域の神輿渡御で役員としての務めを果たし、昨日は富士の裾野に行きたいと言うの疲れるからと我々が必死で止めて、4日間滞在しただけで、またヨーロッパに向かった。私の1歳上だが、つくづく体力、スタミナがあると感心するばかりだ。会社の帰り、用事があって、学芸大学駅で途中下車する。用事を済ませ、都立大学駅まで歩く。さて、どこで飲もうかなと駅前を探索していると、駅のガード下にホッピーと書いてある立呑み屋を発見、入ってみる。串揚げの店らしいが、串揚げは太るので、トマト、 鯖の塩焼き、鳥皮ポン酢を頼み、黒ホッピーを飲む。 (鳥皮ポン酢) カウンターに並ぶと10名入るのがやっとの店。3人ほど客がいたが、みんな常連と見受けられる。そのうち、若いアベックが入って来て、私の隣に立つ。女の子が妙に鼻に籠ったような甘ったれた言葉づかいをして、気にもなるし、気にいらない。串揚げも少しは注文しようとアスパラ串とレンコン串を1本ずつ頼み、隣の二人の前にあるソース壺に浸す。それをきっかけに女の子が声をかけて来る。男の子は終始、女の子にリードされている。話してみると、甘ったれた言葉づかいをする割には、意外と素直。女の子は以前私が住んでいた横浜の近くの出身で男の子が九州出身で、どこで知り合ったのかこの近くで同棲しているらしい。だんだん話しているうちに、ママさんや男の店員までが話に加わり、ママが私と同じ68歳、男の店員はママの年下の彼氏かと思ったら、実の息子だと分かった。私は初めての店では、一人静かに飲みたい方だが、今夜は若い女の子のあっけらかんな会話に引きずり込まれ、黒ホッピー5杯も飲んでしまった。こんな夜もある。

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