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昭和2年生まれの航海日誌
師走のもちつき
2010年12月21日
テーマ:テーマ無し
朝日杯FSの発走まで間があるので、きれいな枝の
欅並木へ歩くことにした。
家を出てすぐの広場にでると。なんと餅つきである。
若者がきねを威勢よく振り上げ、手返しも男だった。
少年達は腹ごしらえができたものか、球技にうち
興じている。
子供の頃の餅つきを想い出さずにはおられない。
大釜の上に蒸籠をのせ、栃の割木を焼べ続け
もうもうと湯気と煙が吹きぬけていく.一間あまりの
竃は端まで温まっている。 冬になると暖かい部屋
など一つもなかった田舎の家も今日ばかりはペチカ
を二つならべたようであった。
餅がつきあがると、すり鉢に大根おろし、鰹節、
たまりで味付けをした中に、母がちぎってどんどん
いれる。
子供はそれを取り囲んで、乳房にすがる子犬の
ように競って食べる。
「ゆっくり食べな、もちは」と母が言う。
ほぼ満足したころ、「一臼たべたわ」と父に向かって
いうと、にっこり笑っていた。
叔父が宇治山田で ”戸田家” 伊勢神宮参拝の
政府要人、将官級の定宿のなっていた旅館の主を
していたが、家に来ると生炒りのアラレを食べて
魚は犬にそっと回していた。
やはり、子供のころに覚えた餅の味は忘れなっか
たのだろう。味だけではない。
餅が好きな事を知って、ことしも姉が送ってきて
くれた。
「もう、無理はせんといて」と云うと
「機械でつくから大丈夫」とかわされた。
いい縁起にあやかった。
朝日FSは単勝一本一点で的中
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