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小説「火花」を読んで! 

2015年08月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



     
 皆さんは、ピース又吉さんの「火花」を読みましたか?

 今、話題の本です。
 私には、この本の持つ本来の面白さ、
 凄さが分かってない。不消化に終わったかな!
 誰かに納得させて欲しい。今、そんな気持ちです。
 (これっていけないこと?)

 何で花火でなく火花なのか
 何でとてつもなく変わっている先輩漫才師(師匠と慕う)
 を慕うのか
 何で単純なストーリーが魅力なのか
 
  小説のはじまりが
 「大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重
 なり響いていた」からで、
 いきなりの文章表現にドキッとさせられる。
 何しろ至る所で、文学的表現がなされているからです。
 「花火が夜空一面に咲いて、
  残滓を煌めかせながら時間をかけて消えた」も、花火
 が弾けるほど美しく咲いて散った様子が、よく分かるけ
 ど、ちょつと難しい言葉使い。
 文学的表現が多く、鋭い文章力が随所に光っているのは、
 私にも理解できるけどね。
  花火の日 先輩漫才師との出会いから物語は展開し、
 若い漫才師と先輩漫才師との奇妙な交流 対話 出来事 
 友情などが中心に書かれ、最後までほとんど登場人物は
 変わらない。
 先輩を尊敬し憧れてもいるが、一方冷静にも見ていて、
 それは自分を投影しているからか、まったく違う次元か。

  私はあまり漫才を知らない。テレビでもほとんど見な
 い。
 ピース又吉が求める漫才が小説のなかで成立し、先輩漫
 才師は自分が求める姿なのだろうか、とも思うが、、、
 漫才とはボケとツッコミで言葉を応酬させる芸。
 火花を散らしたいと言っているのか?
 究極の漫才が「火花」にあると言うのか、それとも求め
 ているのか?
 花火で始まり花火で終わる、何で火花にしたのか、この
 混同を楽しんでいるのか。
 漫才を、究極の芸を、皆さんが期待していると言う事か
 も、、、、。
  
 結局は、芥川賞受賞するほどの作品の価値が分からない
 私で〜す。理解が出来ていない。
 悔しいけどそうなのだと納得している。

 もう一度ゆっくり丁寧に読み返してみたい!


 

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