Ryuchanのブログ

燃料噴射装置について 

2015年08月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


燃料噴射装置には2種類あります。現在の車は全て電子制御を採用していますが過去には機械式のモノが多数有りました。1.機械式燃料噴射2.電子制御燃料噴射まず機械式から動作原理を説明します。燃料タンクに備え付けられた燃料ポンプにより燃料系統パイプに常時高い圧力(燃料圧力)が掛けられる。燃料系統パイプの末端に設けられたインジェクターは、機械式噴射ポンプによって高圧となった燃料により開弁することで、スプレーチップ先端のノズルからインテークマニホールド内の吸気ポート付近に燃料を噴射します。クーゲルフィッシャー(Kugel Fisher)ドイツのFAGが製造していた機械式の燃料ポンプで基本構造、システムとしては、ディーゼルエンジンの燃料噴射方式と同様で、気筒数分のカムとプランジャーを内蔵させたインジェクションポンプをエンジンの動力によって作動させ、各気筒の吸気ポートに噴射させる方法を採る(筒内噴射ではありません)。噴射量の制御も、ディーゼル同様、アクセル開度に連動した遠心ガバナとラック・アンド・ピニオンによる、プランジャーの圧縮ストローク制御となる。1960年代から1970年代前半のポルシェ、メルセデスベンツ、BMW、プジョー、ランチアなどに使用例があります。ボッシュ・Kジェトロニック( Bosche K-Jetronic) (1973?1994年)ディーゼルエンジン用の燃料噴射装置の流用では機構構造が複雑で、重量や価格の面でも一般的な量産車には向かないため、コスト低減のために開発されたのがKジェトロニックです。フラップ式のエアフローメータが噴射量を制御するプランジャーに機械的に直結している。燃圧は、フューエルポンプで圧送された燃料をレギュレーターで制御するのみで、カムとプランジャーによる加圧は行わない。また、燃圧も上記ディーゼル流用タイプに比べ、低い(概ね5bar程度と、後年の電子制御式燃料噴射に比べればやや高いが)ことが特徴で、全気筒に対し連続的に燃料噴射を行なう。こちらはフォルクスワーゲン、アウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、ロールス・ロイス、ベントレー、ロータス、フェラーリ、プジョー、ルノー、ボルボ、デロリアン、フォード・ヨーロッパなど18社の自動車メーカーが採用しました。名称の「K」は、ドイツ語で「連続的な、持続的な」を意味する「Kontinuierlich」から来ています。Kジェトロニックにはその後一部電子制御を加えたKAジェトロニックやKEジェトロニック等も有ります。次のブログでは電子制御式の燃料噴射装置を解説します。

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