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映画が一番!

ボヴァリー夫人とパン屋 

2015年08月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は上映中の
「ボヴァリー夫人とパン屋」。
”ボヴァリー夫人”の名前に釣られて映画館へ。

ノルマンディーの美しい村、
ボヴァリー夫人は、マルタンの作るパンを愛し、
マルタンは、小説さながらの”彼女の恋”を覗き見する。

フランスのノルマンディー。
父親のパン屋を受け継いだ
マルタン(ファブリス・ルキーニ)。
彼はパリで12年間出版社に勤めた後、
家業を黙々とこなす単調な日々を過ごしていた。
楽しみはフローベールの小説「ボヴァリー夫人」を
読むことだった。

そんな中、向かいにイギリス人の夫婦が引っ越して来る。
二人の名前は、ジェマ(ジェマ・アータートン)と
チャーリー・ボヴァリー(ジェイソン・フレミング)。

愛読している本に登場する人物と同じ名前の夫婦に
マルタンの胸は騒ぎ、
美しいジェマに魅せられたマルタンは
彼女が年下男性と密会するのを目撃する。

そんな彼は小説同様に奔放なジェマから目が離せなくなる。
ジェマもまたマルタンの作るパンの芳醇な香りの虜になり、
ボヴァリー夫妻とマルタンは親交を深めていく。

次第にマルタンの脳裏では小説の世界と現実とが
入り混じった妄想が広がっていった。
ジェマが『ボヴァリー夫人』同様に同じ運命を
たどらないかと案じたマルタンは、ある行動に出る。
さて、結末は…?

キャッチコピーに
”あなたは私を発酵させる”、
”彼の妄想は、運命を変えられるか!?”。
とあるように、自分の都合のいいように妄想して
右往左往するマルタンの様子はユーモラスで笑えました。

ジェマが官能的で、おまけ映像で
エロティックなシーンも観ることが出来たのは眼福でした。

マルタンがジェマにパンの生地をコネ方を教えるシーン。
ジェマは暑いと言ってカーディガンを脱いだり、
髪の毛をかき上げたりするのを見ていたマルタンが
何気ない女性のそうした仕草に、
さらに妄想を膨らませていく心の動揺は
男性だと共感出来ますね。

一歩間違えば、マルタンは妄想親父のストーカーですが、
そうにはならない微妙なバランス感覚は、
監督が女優でもあるアンヌ・フォンテーヌなので、
ここら辺の心理描写は上手いなぁと納得でした。

ジェマ役のはジェマ・アータートンは
ダニエル・クレイグ主演の「007/慰めの報酬」の
ボンドガールを演じています。



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エロス

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!

おっしゃる通り、官能的な映画でしたが、
加えて、ちょっと洒落て知的なところが良かったです。

イギリス女性に中年のフランス男の設定は
両国の文化の違いがさりげなく、物語の中に散りばめてありました。

女性が醸し出す、妖しいフェロモンに、
男性は無意識的に引き寄せられるようです。

2015/08/21 08:48:12

官能的

さん

夏に観るには、暑苦しい映画ですね。
ポスターの彼女の、セクシーなシーンは、男性なら眼福でしょう。(笑)
これは、女性には理解不能な世界観を描いていますが、監督は女性とか。
あっぱれです。

2015/08/19 10:16:50

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