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日本のいちばん長い日 

2015年08月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は「日本のいちばん長い日」。
BSプレミアムで2015年8月15日(土)13:30〜放送。
15日は終戦記念日。
終戦前夜の”玉音放送”までの24時間を
クーデター未遂事件を絡めた終戦秘話。
現在上映中の同名の映画はリメイク版。

原作は大宅壮一名義だが実際の著者は
当時編集者だった半藤一利。
終戦当時の政治家や宮内庁関係、
元軍人や民間人から綿密な取材で得た、
証言を元に編集したノンフィクション。

日本に無条件降伏を求める米、英、中のポツダム宣言が、
海外放送で傍受されたのは昭和20年7月26日。
直ちに翌27日、鈴木総理大臣(笠智衆)は緊急閣議を開く。
その後、8月6日広島に原爆が投下され、8日にはソ連が参戦。
日本の敗戦は決定的だった。

8月14日の特別御前会議で、天皇は「終戦」の聖断を下す。
終戦反対派の陸軍青年将校はクーデターを画策する。
阿南陸相( 三船敏郎)は”御聖断には従うべき”と、
それを諌める。

一方、終戦処理のために陛下の終戦詔書を15日正午、
ラジオ放送することを決めた。

同じ頃、クーデター計画を進める畑中少佐(黒沢年男)や
椎崎中佐(中丸忠雄)等は玉音放送を中止させるため、
宮城と放送局の占拠のため行動を起こす。

御前会議までは本土決戦を主張していた阿南陸相が
部下の井田中佐(高橋悦史)らに
”生き残った人々が二度とこのような惨めな日を
迎えないような日本に…”と言い残して割腹自殺を
遂げるシーンには、何とも言えない気分でした。

陸軍青年将校の反乱は理解に苦しみます。
「戦争に負けた事がない」、陸軍という組織を
守るため、又自分達の敗北を認めたくないという
心理状態なのでしょうか、彼らは国民のことを
ほとんど考えていないですね。

「日本のいちばん長い日」があったからこそ
今の平和な日本があるのだと思いました。

1967年制作。監督は岡本喜八。
今、原田真人監督の同名の映画が上映中。
本作を観て、上映中の映画を観るとより
理解を深めることが出来るでしょう。



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聖断

yinanさん

SOYOKAZEさん、今晩は〜!
昭和天皇が家族とともにこの映画を鑑賞されたそうです。
どんな感慨を持たれたでしょうか。

8月1日に”堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ”という
ラジオ放送された玉音放送のレコード原盤を
宮内庁が公開したニュースは耳に新しいところですね。

2015/08/14 20:22:20

昔の作品を

さん

観ました。

あの玉音が放送されるまで、凄まじい攻防があったのですね。
軍部の、身勝手な行動には腹が立ちました。
でも、あの日、無事に玉音が流れて、戦争が終わって、本当によかったです。

2015/08/14 19:59:08

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