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映画が一番!

おくりびと 

2015年08月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!
甲子園で高校球児の熱戦。
何で、暑い夏にやるのかと、いつも疑問に思いながら
地元の高校を応援しています。

今日の映画紹介は「おくりびと」。
BS−TBSで2015年8月11日21:00〜放送。
2008年9月に観た時の感想文です。
以前、紹介しているので再掲です。

えェ〜!”おくりびと”とは何んだと思われるでしょう。
私たちは皆、誰でも”おくりびと”になり、
いつか”おくられびと”になるのですね。
そう、この映画は人生最高の旅立ちのお手伝いをする。
納棺師の映画です。
(納棺師という職業があるとは知らなかったなぁ〜!)

キャッチコピーは、
”キレイになって、逝ってらっしゃい”。

オーケストラのチェロ演奏者の仕事を
失った大悟(本木雅弘)は
故郷の山形に妻の美香(広末涼子)と共に
帰ってきて、早速、就職活動を始める。

新聞で「旅のお手伝い」と書かれた
NKエージェントの求人広告を見つける。
てっきり旅行代理店の求人と思い込み
面接を受けると、

「あぁこの広告、誤植だな。
“旅のお手伝い”ではなくて、
安らかな“旅立ちのお手伝い”」なんだ、
と社長・佐々木(山崎努)の言葉。
この会社・NKエージェントのNkは「納棺(のうかん」、
つまり遺体を棺に納める会社だったのだ。

大吾はいやいやながら、納棺師の助手として働き出し、
いろいろな死に直面するのだった。

美人だと思ったらニューハーフだった青年。
幼い娘を残して亡くなった母親。
沢山のキスマークで送りだされるおじいちゃんなど。

生と死は表裏一体。
我々は生まれた時から死は約束されているのです。
そう思うと今、生きている時間を大切に一生懸命に
生きよとのメッセージをこの映画は伝えてくれます。
モックンがいろいろな遺体を見事な所作で
綺麗に最後の旅立ちにふさわしい
姿に変身させるのを見て感動!涙がボロボロ!

ハンカチではなくタオルを握り締めてぜひご覧下さい。
”死”と言う辛くて悲しい重い命題を
ユーモアを交えて上手に描いています。

そうそう、
それから大昔には”いしぶみ”と言うのがあったのですね。
どういう”文”か映画をみてのお楽しみ。

監督は「壬生義士伝」「バッテリー」の滝田洋二郎。
音楽を久石譲が担当。
チェロの重厚な音の響きも映画にぴったりでした。
本作はモントリオール世界映画祭でグランプリを受賞。
試写会でのモックンの軽快なトークも良かった!



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今晩は〜!

yinanさん

風香さん、
誰にでも訪れる「時」。
若い時には意識もしていなかったのに
歳をとるごとに現実味を帯びて来ます。
何だかなぁ〜。

Reiさん、
大悟が土手で雄大な山並みを背景に
チェロを演奏しているシーンは印象的でした。
テーマ曲のチェロ&ピアノは心に残ります。
ロケの場所は山形県なんですね。

SOYOKAZEさん、
そうですか、映画を観ると複雑な心境に
なるでしょうね。

私だったら、やってもやらなくても変わらないので
多分、そのままでしょう。

火葬場の職員・平田(笹野高史)の言葉が
頭に残りました。
”死とは、門であると思っています。
私はその門番。
そこをくぐり抜けて次へ向かう。
いってらっしゃい、又、会うのう”。

2015/08/12 21:52:05

あんな風におくられたい

さん

おはようございます。

納棺師の、あの美しく心の籠った所作に感動しました。
あんな風に送られたいです。

夫の時は、傷を隠す(事故だったから)為に、濃い目の化粧だったので、美しかったけれど、生前の、自然な夫の顔で無かったのが残念でした。

私は、ありのままに、自然な顔でお別れしたいです。

2015/08/11 08:53:43

感動しました

Reiさん

封切りされてすぐに観に行きました。
観客は、お年寄りが多かったかな…

私も涙ボロボロでした。
その翌年に父が亡くなって、本物の納棺師にお世話になりました。
心を込めた「旅立ちのお手伝い」ですね。

久石譲の音楽にも感動して、CDを買いました。
チェロの響きがステキです。

2015/08/11 08:01:21

話題作

さん

公開されたとき、話題になりましたね。
無関係な人は誰もいない、必ず訪れる「時」ですしね

2015/08/11 07:48:59

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