Ryuchanのブログ

PorscheのPDKについて 

2015年08月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


Porscheは911(901)の時代にすでにクラッチペダルレストランスミッションのシュポルトマチックというトランスミッションを開発、市販していました。このミッションはエンジンのバキューム(負圧)を利用し、シフトレバーに付いたスイッチによりクラッチの断続を行っていました。*ちなみに同世代のVWビートルにも同じ機構のシュポルトマチックを搭載していました。964ではATを電子制御してマニュアルシフトが出来るティプトロニックを搭載したモデルを発売していました。Porscheは1960年代から追求、開発を続けてきたデュアルクラッチミッションであるPDK(ポルシェドッペルクップルング)を搭載した耐久レースカー最高出力500kW(680PS)を誇る水平対向6気筒ターボエンジンが搭載されたレーシングカー962を1984年に登場させました。デレック・ベル/ハンス・ヨアヒム・シュトゥック/アル・ホルバート組が962Cで出場した、1986年および87年のル・マン24時間レースで優勝しました。この技術を市販車に移植したのがPDKです。PDKは別々のクラッチで選択される2つの ギアセットをひとつのケースに統合したような 構造で、2つのクラッチを備えます。 この2つのクラッチは、2本の独立したインプットシャフトを介してトランスミッションと エンジンの間で動力を断続します。エンジンの出力は、つねにどちらかひとつの クラッチとギアセットだけを介して伝達されます。 片方のクラッチがつながっている間、もうひとつ のギアセットでは次に移行するギアがすでに 選択可能な状態で準備されています。片方の クラッチが切れると同時に、もうひとつの クラッチがつながります。これによりシフト チェンジは100分の数秒以内に完了します。PDKは、シフトレバー/パドルのどちらでもシフトが出来ます。これらの機構は全て電子制御され、オートマチックモードとマニュアルモードが選べます。最近ではヨーロッパや日本のメーカーでも類似したメカニズムを持つトランスミッションを搭載した車(特にスポーツカーに多い)が登場していますが、PDKを持つPorscheはデュアルクラッチミッションのパイオニアです。

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