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映画が一番!

エデンの東 

2015年07月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!
今日は満月が2回見られる月で
2回目をブルームーンと呼ぶらしい。
暑い夏の夜、ブルーに見えるかどうか、
ビール片手に満月を愛でて下さい。

今日、紹介したい映画がもう一本ありました。
それは、「エデンの東」。
BSフジで2015年7月31日(金)22:00〜放送。

J・ディーンは1955年9月30日、愛車のポルシェを
運転中、乗用車と激突して、24歳の若さで死亡。
この映画は2週間後の10月14日、日本で公開されました。
反抗しながらも助けを求めるような、
”上目づかい”の目は忘れられないですね。

”愛されないほど つらいことはありません
 愛されないと心がねじけます。”
青春の孤独と不安に陥りながら
父との和解の道を探りながら生きるキャル。

原作は旧約聖書の一節、アダムとイヴの息子カインが、
神に愛される弟アベルに嫉妬して殺してしまう
話を題材にしたノーベル賞作家・
スタインベックの長篇小説。

1917年、カリフォルニア州の小都市サリナス。
農場を営むアダム((レイモンド・マッシー)には
2人の息子がいた。
兄アロン(リチャード・ダヴァロス)は、
真面目で心優しい青年で
アブラ(ジュリー・ハリス)という美しい恋人がいた。
弟キャル(ジェームズ・ディーン)は
兄とは違って、気難しく反抗的で何かと問題を起こし
家族から厄介者扱いされていた。

ある日キャルは、
死んだと聞かされていた母親が生きており、
近くで酒場を経営する
ケート(ジョー・ヴァン・フリート)
だと知るのだった・・・。

”ケートは悪い女だし、僕も悪い。だから親子だ”。
”善も悪も親から譲られる 僕は悪だけを譲られた
 自分がどんな人間かを知りたいんだ”。

一番好きなシーンは
事業に失敗した父を助けようと、母から借金して
大豆相場に賭けたキャルが大豆の芽吹きを
心待ちにして、広大な畑で腹這いになって
守る場面です。

又、テーマ曲がいいですね。
ワルツのリズムで哀感を漂わせる
レナード・ローゼンマンの作曲。
彼はディーンの親友で、ディーンが
カザン監督に推薦してこの曲が出来たようです。

ヴィクター・ヤング楽団の演奏で大ヒット。
青春とはいいデスネ。
未熟と成熟、愛と憎しみ、挑戦と挫折、
相反する青春の苦悩。

今の私はと言えば、映画を観て、昔を懐かしみ、
" Shane,Come back !"ならぬ、
” Come back in time, if I could”、
”時間よ戻れ!”と願うだけ。

監督はエリア・カザン。
1955年(昭和30年)制作。



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夭折

yinanさん

OYOKAZEさん、おはようございます!

キャルは
”父から愛されていないのではないか”と思っていて
彼の上目づかいの顔は、親父に訴える目線ですね。
人間関係は難しいです、
もっとも自分で自分が判らなくなる時がありますから。
何をかいわんやですけど。

日本のジェームス・ディーンと言われた、
赤木圭一郎もゴーカートの事故で21歳の若さで
夭折しています。

2015/08/01 07:58:03

遠い昔

さん

yinanさん おはようございます。

この映画は、テレビで遠い昔に観ました。
ジェームス・ディーン、あの表情がいいですね。
ストーリーは、もう朧です。

24歳で他界なんて、儚いですね。

2015/08/01 06:31:38

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